PR 公開日 2025/02/28 10:00

エプソンの傑作4Kプロジェクター「EH-LS12000」は多彩な映像作品を細部まで描き切る!お得な買い取りキャンペーンも

ハリウッド映画から話題のアニメ作品まで上位機ならではの画作り!

■「ビビッド」から「ナチュラル」モードまで色再現性の高さを実感


続いてアニメ作品を確認。4Kの劇場作品、4K UHD BD『すずめの戸締り』(CH13)を「ブライトシネマ」で見た。夜のシーンも暗すぎず明るすぎず、階調性のよいトーンでまとめられ、遊園地の遊具、コースターのレールも輪郭の分離がよい。

映像調整の項目メニュー。シーンに応じて階調表現を最適化する「シーン適応ガンマ補正」など多数機能を搭載

テクスチャーの色味や汚れのタッチも鮮明で、キャラクターの輪郭描写も強調感なく自然に感じられる。背景のボケ感、前後の階調感も丁寧で、奥行きが深い。HDR表現が生かされる “戸締り” のシーンのエフェクトは浮きすぎることなく、メリハリよくまとめられている。

同じく4K UHD BD『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』もチェックしたが、しっとりとした穏やかな色調で楽しみたい場合は「シネマ」が好印象。しかし、暖炉だけが照らすほの暗い室内の描写や、雨の草原を引きで捉えたカットの風に流れる雨雲、雫の帯の明瞭さについては「ブライトシネマ」の方がよりくっきりとコントラストよく浮かび上がる。水や光のクリアさ、解像感についても後者の方が “リアルさ” が引き立っていた。

さらにBD『リコリス・リコイル』、Netflixから『逃げ上手の若君』のオープニング映像も確認。カラーモードは「ビビッド」を選択した。フルHD映像ということもあり、映像調整メニューの「イメージ強調」設定にある「超解像」を引き上げ、きめ細やかで輪郭感の高い映像へ調整。

輪郭感などを調整できる映像調整メニューの「超解像」は、「イメージ強調」の設定から調整可能

オープニング曲の映像はテンポに合わせたスピーディーなカットの切り替えが特徴だが、キャラクターの輪郭をヌケ感よく描くとともに、テクスチャーの色味もきつさのないナチュラル志向のベクトルにある鮮やかな表現となっている。動きの速いシーンでもカラーブレーキングを感じない3LCD方式によるメリットも十分に感じ取れた。青や赤単色などで描いた背景カットの鮮やかさも、濃厚さとキレのバランスが取れたトーンで描かれている。

■音楽ライブやドラマ作品ではシーンの“空気”まで如実に表現しきる


配信映像はさらにNetflixのオリジナル作品『セナ』(第5話)も視聴。HDR映像ではあるが、全体的に落ち着いたトーンでまとめられていることもあり、カラーモードも「ナチュラル」を選択。「フレーム補間」を入れることでよりビデオ素材らしさ、ドキュメンタリーチックな雰囲気が出る。後半のクラブシーンにおける明滅が激しいシーンなどはフレーム補間入りの方が見やすい印象。

「ブライトシネマ」に切り替えてみると、しっとりとした色彩と落ち着き感ある色味の濃さとともに、適度に切れ味のよい輝き感、ヌケ感が得られ、説得力ある映像を楽しめる。作品自体、過度にHDR感を強調する傾向ではないこともあり、プロジェクターとの相性もよい印象だ。

4K映像のフレーム補間に対応。動きの激しい映像などで使用すると、残像感が逓減されたスムーズな映像表現になる

最後にビデオ素材としてOfficial髭男dismのシングル特典ブルーレイ『ONLINE LIVE2020 -Arena Travelers-』(2曲目「宿命」)をチェック。こちらのカラーモードは「ナチュラル」で見始めたが、色鮮やかなステージ上のライティングが幾分地味に感じられたため「ビビッド」に変更。すると演者の肌の表現も落ち着き感を持たせながら、程よく赤みが加わり、ライブらしい高揚感が伝わってくる。ライティングも発色も鮮やかかつ色彩豊かに再現。

さまざまな楽器の色味やディティールを分離よくすっきりと描き出しつつ、物体の重みを感じさせる色味の濃さの塩梅も絶妙である。また「イメージ強調」の「超解像」設定を9程度とし、マイクスタンドや楽器の金属部における輪郭や反射の煌びやかさを一段と引き立たせると、ライブらしい華やかさ、パワーのある映像を味わうことができた。

設置性も高く、レンズシフト機能は画質劣化が少ないのに加えて、上下96%左右47%という広い可動範囲を実現。設置設定はフォーカス/ズームまで含めてリモコンのボタン操作のみで行える

■エプソンならではの技術が結集した実力機


今回のキャンペーンにおいて下取り対象となるような30 - 40万円程度までの4Kプロジェクターと比べ、EH-LS12000はシアターファンに長年愛されてきた安定的なトーンバランス、素直で長時間でも見やすい映像を提供してくれる。エプソンならではのノウハウを結集したモデルであり、色味の不安定さを感じる局面が一切ない。

レーザー光源を用いながら静音性も高く、映像への没入感も高い。また小型かつ高コスパなプロジェクターはDLP方式が多く、明滅やスピード感ある映像ではレインボーノイズが出やすいが、3LCD方式によってそうした不安要素を排除していることも大きなメリットである。

より上位の70万円以上のクラスの製品と比べ、EH-LS12000は基礎的な映像表現の点で大きく劣る面もなく、癖が少なく使いやすい製品。ハイグレードモデルとしての機能性、クオリティの高さを70万円以下で実現していることこそ、大きなアドバンテージ、またコストパフォーマンスの高さに繋がっているといえるだろう。今までの環境よりも一つ上を行く、安定と深みのある映像体験を、この機会に獲得していただきたい。


[キャンペーンの詳細]
「EH-LS12000・買い取りキャンペーン」
対象期間中に4Kプロジェクター「EH-LS12000」または「EH-LS11000」の購入者に向けた買い取りキャンペーンを実施。現在お持ちのプロジェクターが、明るさ1000ルーメン以上のモデルであれば、メーカーを問わず買い取りサービスを受けられます。また、本キャンペーンでは不要となったプロジェクターの買い取り金額に、20,000円を増額した金額での買い取りを行います。

期間:2025年2月28日(金)から
定員:先着50台
申し込みフォーム:https://ssl1.kaimasu.biz/dr-kaitori/top/EHL-index.asp



[SPEC]
エプソン「EH-LS12000
●投写形式:透過型液晶 ●投写デバイス:0.74型ワイドポリシリコンTFT ●表示解像度:3840×2160 ●レンズ:2.1倍電動ズームフォーカスレンズ ●光源:レーザーダイオード ●投写サイズ:50 - 300型 ●明るさ:2,700ルーメン ●騒音:22dB ●主な入出力端子:HDMI×2基(eARC対応はうち1基)、USB Type-A入力×1基、RS232C入力×1基、LAN端子×1基ほか ●ワイヤレス:Wi-Fi(5GHz/2.4GHz) ●消費電力(待機時):311W(0,4W)●外形寸法:520W×169H×447Dmm ●質量:約12.7kg

「EH-LS12000」背面


(提供:エプソン販売)

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