PR 公開日 2024/11/19 06:30

ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」

“シンプルでちょうどいい” モデル

カラーバリエーションはグリーン、パープル、ピンク、ブラック、ホワイトの5色展開。どの色味も主張しすぎない落ち着いたトーン。特にグリーンとパープルは、今どきのファッションでも人気のカラー。定番のホワイト、ブラックは服装を選ばない実用性だし、ピンクは若い女性ユーザーの好みを意識した展開となっている。

ポップで豊富なカラーバリエーションを用意

また特筆すべきは、各カラーともシボでマット仕上げにしていること。実際にイヤホン・充電ケースを手にとって見ると、滑りにくく手触りも良く、国内ブランドならではのモノ作りを実感。指紋の付着を抑制する実用性も備えている。なお、IPX4等級の防滴も安心感のあるポイントだ。

イヤホン本体での各種操作は静電容量式のタッチセンサーを採用。左右イヤホンどちらでも1回タップで再生/停止できるほか、左イヤホンを2回タップで音量ダウン、3回タップで音量アップとなり、1秒長押しで音声アシスタントが起動する。右イヤホンのタッチ操作は、2回タップで曲送り、3回タップで曲戻し、1秒長押しでサウンドモード(NORMAL/BASS/CLEAR)の切り替えだ。誤動作を防ぐため、タッチ面の感度は絶妙にチューニングされており、実際の操作としても扱いやすかった。

充電ケースもコンパクト。手に馴染む形状も好感触



この製品、充電ケースにも注目してみてほしい。まず、ケースの重量は約30g。イヤホン本体イヤホンは片側3.9gなので合計でも37〜38g程度と、この価格帯でもかなり軽量級な部類。さらにポイントは、ケースの見た目以上に軽いという驚きにある。独特の丸みを帯びた手に取りやすい形状もこだわりのポイントだ。

ケースもコンパクトなだけでなく手に馴染む

そしてイヤホン・充電ケースとも、「HIS MASTER'S VOICE」という言葉と犬のマークというブランドの象徴をプリント。さらに、そのロゴマークのオリジナルステッカーが付属する所も、パッケージング全体に遊び心を加えている。

バッテリー性能は、イヤホン本体が約7.5時間、充電ケースと合わせて最大23時間の連続使用が可能。USB Type-C端子による充電方式を採用し、ケースからの急速充電にも対応。15分の充電で85分の再生が可能な設計だ。

Bluetooth接続は最新のver.5.4を採用し、コーデックはSBCに対応。もちろん通話対応のマイク内蔵、スマホの音声アシスタント機能の呼び出しにも対応する。

「HA-A6T」音質レビュー:「5,000円以下とは思えない音の臨場感とバランスの良さ」



そして、実績あるオーディオブランドであるビクターの実力が垣間見えるポイントが音質だ。高磁力ネオジムマグネットを採用したドライバーユニットを搭載しているのみならず、NORMAL/BASS/CLEARと3つのサウンドモードを好みの楽曲やシチェーションに合わせて選ぶこともできる。実際に特徴的な楽曲を聞きながサウンドモードの違いをチェックしていこう。

次ページ「HA-A6T」音質レビュー:「5,000円以下とは思えない音の臨場感とバランスの良さ」

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX