公開日 2021/03/12 06:30

アニメ録画の切り札!パナソニック「全自動ディーガ DMR-4X1000」を“アニヲタ”視点でディープにチェック!

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NHKアニメは少数精鋭で、数は少ないが重要度は高い。現在は「進撃の巨人」が放送中だし、これまでにも「3月のライオン」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」「メジャー」などが放送されている。

となると最大6chモデルでは、「民放6chをチャンネル録画、NHK放送作品は通常の録画予約」という対応が必要になる。すると「通常の録画予約」分については、録画予約忘れなどの可能性が再び生まれてしまうわけだ。

また通常録画用チューナーは1ch分のみなので、BSのアニメ関連番組との裏被り問題も起きやすくなる、「アニソン!プレミアム」とか「アニゲー☆イレブン!」とか。

録画した番組をディスクに残したり、もちろんブルーレイ/DVD化された作品を再生することもできる

対してDMR-4X1000なら、NHK総合/教育まで含めた地上波8局をすべてチャンネル録画しつつ、残り3つの通常録画枠でBSのアニメ関連番組なども予約録画可能!テレ玉などアニメ再放送が充実している地方局をチャンネル録画に追加する余裕さえある。

BS中心の場合もBS民放6局+NHK地上波2局などの組み合わせが可能だ。

これなら絶対安心!DMR-4X1000がベスト!

といってもシンプルに「DMR-4X1000は予算的に厳しい」という方もいるかもしれない。その場合は前述の「民放6局をチャンネル録画+残り1chでNHK地上波とBSをやりくり」などを極めることを考えたい。

■全自動DIGAでの録画→視聴→保存シークエンスはどうなっている?

ではここからは全自動DIGAのより具体的な機能やその使いこなしを見ていこう。最初に全自動DIGAにおける「録画→視聴→保存のシークエンス」を確認。

全自動DIGAの内蔵ハードディスクはチャンネル録画用と通常録画用の領域に分割されており、チャンネル録画領域は「領域容量がいっぱいになったら古い番組から消去されていく」仕組みだ。

なのでユーザーとしては、おおよそ以下のような流れでの利用が基本になるかと思う。

1)チャンネル録画されている作品を視聴
2)気に入った作品は通常録画領域に「保存」移動して確保
3)最終話まで視聴して超気に入った作品は通常録画領域からBD-Rにダビング

以降は上記のシークエンスでの運用を意識して読み進めていただければと思う。

【チャンネル録画は常在戦場!全時間帯を録画すべし!】

まず改めて「チャンネル録画」とは?
1)指定したチャンネルの
2)指定した時間帯の番組を
すべて録画しておいてくれる機能だ。

チャンネル指定については機種選びのところで考えた通りだ。

そして時間帯指定については……あえて絞り込まずに全時間帯を録画しておくことを強くおすすめしたい!

時間帯を絞り込めばハードディスク容量を節約し、録画番組をキープしておける期間を多少は長くできる。

しかし、だ。


アニメが放送されない時間帯などない!

それにそもそもチャンネル録画の目的は録り逃し見逃しの回避。そのためには最大限片っ端から録画しておくべきなのだ。「今年のプリキュアには推しが出ないから朝帯は録画不要かな」とかいって朝枠は録画しない設定にすれば来年に朝枠の録画設定を復活させ忘れる危険が生まれる! 推しがプリキュアになる瞬間を録画し損ねる危険を冒すなんてありえますか!? そもそも放送開始後に推しが追加キャストとして発表される可能性だってあるんだから毎年5月くらいまでは録画キープしておいてください!

閑話休題。

また「声優さんのバラエティ番組出演」などの突発的な事態は時間帯を選ばない。突発番組こそ録り逃しがちなわけで、そこを通常録画に頼るのはこれまた危険だ。

■「録画モード」はBD保存も視野に入れて選択!

時間帯を絞り込むことでチャンネル録画のキープ期間を伸ばそうという考えは危険!ならば別の方法でキープ時間をできるだけ伸ばしておきたい。そこで最適な「録画モード」選びが大切になる。

「録画モード」は低倍率ほど高画質、高倍率ほど低容量。チャンネル録画番組のキープ期間を伸ばすためには高倍率モードにしたいがすると画質的には微妙になってくるので、そのバランスを考えて設定するわけだ(なお、チャンネル録画専用チューナーはDR〜15倍の録画モード設定が可能だが、チャンネル/通常録画兼用チューナーの録画モードはDRのみとなる)。

おすすめは前述の「録画→視聴→保存のシークエンス」における最後の段階「BD-Rにダビング保存」を前提とした考え方。

マニュアルより抜粋

アニメ1クールは30分(0.5時間)×13話で6時間30分。するとBD-Rに無変換高速ダビング保存するには3倍録以上にしておく必要がある。その3倍録から放送開始前特番なども想定して3.5倍録、チャンネル録画キープ時間重視での4倍録あたりがスイートスポットではないだろうか。

■番組数が多そうなジャンルを高倍率設定で狙い撃つ!

録画モードは実は、チャンネル録画全体の基本設定と合わせて、番組ジャンルごとの設定もできる。興味が薄いジャンルを個別で高倍率録画モードに設定すれば全体のキープ時間を多少は伸ばせるわけだ。

次ページ外出先でもスマホで視聴!配信もシームレスに大画面視聴!

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