LTE-Advancedなどさらなる高速通信も − ドコモ発表会詳報

NTTドコモは、別項で紹介しているとおりスマートフォン/タブレットの2014年夏モデルや新サービスを発表。本日都内で開催した発表会では、代表取締役社長の加藤�ｎ≠ｪそれらの特長を説明したほか、CMに出演する渡辺謙さん、石原さとみさん、堀北真希さん、松坂桃李さんも駆け付けてコメントした。

■さらなる高速通信にもすでに着手

加藤社長は、まずVoLTEに国内で初めて対応した意義を強調。高音質な通話ができるだけでなく、スピーディーな発着信が行えることについて「私のようなせっかちな人間にはありがたい機能」とコメント。高速マルチアクセス、ビデオコールといった機能が利用できるなどといったメリットも改めて説明した。

VoLTEについては、新料金プランで通話し放題メニューを加えたことにも言及しながら、「音声通話をもう一度テレコミュニケーションの基本的なものとして見直してもらいたいという気持ちをもっている。そのためにクリアな音声が大切になるという考えだ」とコメント。「音声通話はたしかに減ってきているが、カケホーダイとクリアな品質で見直していただき、また増えていく方向にいけばいいなと思っている」とした。

また、ネットワーク関連については、LTEの基地局をさらに増加させ、2014年度末には100Mbps以上対応局を2013年度の10倍へ増やす目標であることなども紹介。225MbpsのLTE-Advancedサービスを2014年度中にサービスインさせる予定であること、10Gbpsを実現する5G通信の開発に着手していることも明かした。

なお、Windows PhoneやTizenの状況については「今は言えることはない。検討は続けている」と述べるにとどめた。また、ソフトバンクが発表会をやめると発表したことについて質疑応答で問われると「発表に値する魅力的なサービス、端末に精進して発表会を続けていきたい」と語った。

そして「これからもドコモは、ライフステージにあわせた料金プラン、魅力的な端末ラインナップ、あらゆる生活シーンを豊かにするサービス、これらを快適にお使いいただくための強力なネットワーク、これらでお客様のスマートライフを全力でサポートしていく」とコメントした。


■渡辺謙さんや堀北真希さんらが新モデルをアピール

加藤社長のプレゼンテーションに続いては、渡辺さんらがステージに登場。司会者とのトークセッションで新モデルや新サービスの魅力を語り合った。

これまでもGALAXYシリーズを使用していたという渡辺さんは、今回のGALAXY S5について「写真機能も相当に早い。新しいテクノロジーは1ヶ月くらいで慣れてしまうが、逆に言うと、（それが当たり前になってしまい）もう戻れない」とコメント。

堀北さんも「手のフィット感が抜群。女性の手にもすごくフィットする」とXperia A2の魅力を、石原さんも「ベゼルが薄くて画面が広くて動画を見るのに便利。待ち時間などに動画をよく見るので本当にいいなと感じている」とAQUOS ZETAの魅力を語った。

そして松坂さんは、「（『桃李』という珍しい）自分の名前もちゃんと変換してくれる」と、ARROWS NXの文字入力性能の高さを紹介。それぞれ新モデルに魅力を感じていることを述べた。