公開日 2011/09/14 18:47

「第4回 したまちコメディ映画祭 in 台東」9月16日(金)から開催 − イベント見所情報をお届け

心に元気を!
山之内 優子
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第4回したまちコメディ映画祭 in 台東 2011年9月16日(金)〜19日(月・祝) (c) 2011リリー・フランキー/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会
第4回したまちコメディ映画祭in台東が9月16日(金)から9月19日(月・祝)まで開催される。「したコメ」で親しまれ、映画好き、音楽好き、そして下町好きにはたまらないユニークな映画祭としてファンも急増中のこの映画祭。総合プロデューサーを浅草在住クリエーターのいとうせいこう氏がつとめ、台東区と連携して東京の上野、浅草で映画上映や関連イベントを開催。住民参加型で盛り上がる。

今年も内外の新作、旧作を交えたコメディ映画や映画講座、音楽イベントなど楽しい企画満載で、世代を超えて楽しめそうだ。以下のURLより映画祭紹介動画、プログラム日程、チケットなどについて詳細を知ることができる。

第4回下町コメディ映画祭 in 台東
http://www.shitacome.jp/2011/

今年の映画祭から、以下にいくつかの見所をご紹介しよう。

9月17日の3時からは、浅草のオレンジ通りから浅草公会堂まで、見学無料のレッドカーペットセレモニーが開催され、今年も下町を一気にもりあげる。

昨年のレッドカーペットセレモニー風景

続く浅草公会堂でのオープニング上映作品は、NHKの人気コント番組から生まれた「サラリーマンNEO劇場版(笑)」。11月の全国公開に先んじて、ワールドプレミア上映だ。

「サラリーマンNEO劇場版(笑)」(吉田照幸監督 2011年/日本/108分/ショウゲート 配給) (c) 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会

9月18日(日)は、特別招待作品のひとつ、「タタール大作戦」のジャパンプレミア上映。モンゴルから急遽来日が決まった監督、キャストの上映前挨拶、上映後トークも開催。初公開、アジアン・コメディのニューウェーブに注目だ。

『タタール大作戦』(B.バトウルズィー監督 2010年/モンゴル/90分)(c)Hero Entertainment

9月18日(日)午後からは、マニアに知られる映画雑誌「映画秘宝」とのコラボ企画「映画秘宝まつり」の上映とトークショー。今年の上映は、ジャパンプレミア「宇宙人ポール」。学生時代に来日したこともあるという監督からは、「宇宙人コメディとロードムービーをごちゃまぜにした、このおかしな映画によって、厳しい局面を経てきた日本の皆さんが少しでも明るくなったらと願っています」という、心温まるメーッセージが寄せられている。

「宇宙人ポール」(c)2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED(グレッグ・モットーラ監督 (2010年/アメリカ・イギリス/ 104分/アステア+パルコ 配給)

同日、上野会場では、コメディ映画についての講義を2本。「エノケン&笠置シズ子に見る音楽の世界」では、佐藤利明、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、いとうせいこうが、エノケン映画2本を上映し、昭和の2大喜劇スター、榎本健一と笠置シヅ子の魅力に迫る。

『エノケン笠置のお染久松』(渡邊邦男監督 1949年/日本/75分)

「今年もやります!モンティパイソン特別講義」では、松尾貴史、宮沢章夫、須田泰成が「モンティ・パイソン」を深く掘り下げる。

「モンティパイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(テリー・ギリアム テリー・ジョーンズ監督 1974年/イギリス/92分/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 提供) (c)1974 NATIONAL FILM TRUSTEE COMPANY LIMITED. PYTHON (MONTY) PICTURES, LTD. ALL RIGHTS RESERVED

本年の特別上映作品特集は、喜劇映画の名手「瀬川昌治監督特集」を開催。昭和喜劇の名匠の作品を堪能できる。19日は瀬川監督も来場予定だ。

『喜劇 競馬必勝法』 (c)東映 (瀬川昌治監督 1967年/日本/91分/東映 出演 谷啓 伴淳三郎)

また、19日(日)午後は、クロージングイベントとして、上野水上音楽堂で、「エノケン×笠置シズ子のブギフェス」を開催。エノケンと笠置シズ子をリスペクトする豪華アーティストが集結して 今回限りのセッションを行う。


この他にも、コメディ栄誉賞伊東四朗特集、短篇コンペティションしたまちコメディ大賞、声優口演ライブなど、楽しめる企画が満載だ。詳細は以下まで。

第4回下町コメディ映画祭 in 台東
http://www.shitacome.jp/2011/

(文 山之内優子)

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