ガジェット 公開日 2025/06/16 12:05

Jabra、小会議室向けのビデオ会議システム「PanaCast 40 VBS」。“狭い部屋”に最適化、デュアルカメラで180度対応

狭い会議室への設置を想定して設計
Gadget Gate
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
GNオーディオジャパンは、Jabraブランドの法人向けビデオバーシステム「PanaCast 40 VBS」を8月に発売する。価格は未定。

最大6名に対応する、小会議室向けを想定したコンパクトな設計のビデオバー。同ブランドでは、すでに最大6〜12名対応の中会議室向けモデル「PanaCast 50 VBS」を展開しているが、その小型モデルが拡充される格好となる。

特徴となるのは、デュアルカメラの採用による水平画角180度画角への対応。PanaCast 50 VBSでは3つのカメラを利用して180度画角を実現していたが、本製品では2つのカメラで180度画角を実現している。なお、垂直画角は50度。解像度は4Kで、4倍のデジタルズームに対応する。

狭い会議室での使用を想定し、カメラは40cmの焦点距離を採用。PanaCast 50 VBSの80cmよりも短く設計することで、より近くに座った場合にもピントのあった映像が得られる。

ビームフォーミングアレイのノイズキャンセリングマイクを6つ搭載する。スピーカーは1つのみ(PanaCast 50 VBSは2つ)。背面にはHDMI出力端子を1系統備えており、1台のディスプレイに映像出力することが可能(PanaCast 50 VBSは2台のディスプレイに対応)。

設置はウォールマウント、テーブルスタンド、スクリーンマウントに加えて、三脚を使った設置にも対応。テーブルスタンドについては、PanaCast 50およびPanaCast 50 VBSと共有で使えるものとなる。

なお、ビデオバーのカバーは脱着に対応しており、デフォルトでは布製だが、オプションとしてプラスチック製で清掃しやすいイージークリーンカバーも用意する。

タッチコントローラー「JabraコントロールIP」にはAndroid 13を搭載し、Microsoft Device Ecosystem Platformに基づき構築。初期セットアップで、Teams Rooms、Zoom Rooms、自分のデバイスを接続するBYODモードを選ぶことができる。また、同社製品をクラウドで一元管理できるサブスクリプションサービスのJabra+にも対応する。

アクセシビリティ面では、タッチコントローラーのUIの表示カラーを色覚特性にあわせて3種類から選ぶことが可能。さらに補聴器接続用AUX接続を備えており、「Jabra TV Streamer+」を接続することで、AuraCastを用いて補聴器に会議音声をワイヤレス伝送できる。

■小さな会議室の97%にはビデオ会議システムが未導入

発表会では同社代表取締役社長の安藤靖氏が登壇し、小さな会議室におけるビデオ会議のニーズと、そのマーケットについてプレゼント行った。

近年のトレンドについて、2024年末までに90%の会社がオフィス勤務を義務化(ハイブリッドワークも含む)しており、2026年には全員がオフィス勤務になると各企業代表者の64%は考えているとのこと。そのような状況で「出勤したいと思える環境づくりを整備したいというのが会社のミッションになっている」と安藤氏は話す。

一方で安藤氏によると、利用率が高いという「小さな会議室」におけるビデオ会議環境の整備がいま求められているとのこと。日本にある会議室が100万〜110万といわれるなか、小会議室の割合は約37%(37〜40万)に上るという。しかし、小会議室のうち「3%でしかビデオ会議に必要な設備が整っていないというのが現状」であるそうだ。

小会議室が足りない場合は、自席でオンライン会議に入る、対面では廊下やオープンスペースで話す、といった対策が行われている現状だと安藤氏は指摘。今後は大会議室から小会議室への転換が増えていくことが予想されるという。そのような状況のなか、より大規模向けなモデルも視野に入れつつも、「まずは37万の小会議室の3%しか設備が整っていないこの市場にむけて、PanaCast 40 VBSを提案したい」と意気込みを示した。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「ニチレイレディス」6/19から3日間の放送・配予定
2 NTTソノリティ、耳を塞がない集音器「cocoe Ear」一般発売開始。テレビ向け送信機も同時発売
3 音楽の熱量や快感までも引き出す。コスパ抜群、FOCALのアクティブスピーカーの可能性は無限大!
4 テレビの映りが悪い!真っ先に確認したい3つのポイント
5 7畳に4K/100型&5.1.4chを実現!Dolby Atmos対応の本格シアター
6 濃厚なアナログ・テイスト、aurender15周年記念の旗艦ネットワークプレーヤー「A1」の音楽性
7 <HIGH END>WiM、初のサウンドバー「WiM Bar」発表。ドルビーアトモス対応、リアスピーカーも追加可能
8 ヤマハの振動板技術が北日本音響のスピーカーユニットに採用。9cmフルレンジユニット「MS-TAMANEGI」
9 ゼンハイザー初のイヤーカフ型イヤホン「ACCENTUM Clip」。LDACにも同社初対応
10 Google、Gemini搭載の新スマートスピーカー「Google Home スピーカー」
6/19 10:49 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 201号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.201
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix