ガジェット 公開日 2025/06/03 12:03

VAIO、スタンダードノートPC「VAIO F16/F14」。目標は「定番PC」、軽量化や使い勝手強化で“さらなる高み”へ

エントリー層の拡大を目指す
Gadget Gate
編集部:平山洸太
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VAIOは、ノートPCのスタンダードモデルとして、個人向けの16インチモデル「VAIO F16」と14インチモデル「VAIO F14」、および法人向けの16インチモデル「VAIO Pro BM」と14インチモデル「VAIO Pro BK」を発表。本日から受注開始し、個人向けモデルは6月13日からの配送を予定している。

同社スタンダードラインを刷新して「定番PCのさらなる高み」を目指したという新モデル。前モデルで追求した、見やすい大画面/長持ちする品質・安心/普段使いに “ちょっといい” 性能/快適なオンラインコミュニケーションといった「定番と呼べる4つの条件」を継承しつつ、さらなる進化を遂げたとしている。

なお、前スタンダードモデルも定番PCを目指していたが、同社内の構成比は約23%に留まっていた。結果、ハイエンドが一番多く、次にミドルクラスが多いという、逆三角形のような構成比だったという。今回、筐体を刷新することで、エントリー層の拡大を図る狙いだ。

新製品はいずれも筐体は変わっておらず、基本的な筐体サイズや画面サイズ、バッテリー容量などは同様となっている。個人向けのVAIO F16については、新たに高解像度パネル(WQXGA/2560×1600)仕様も用意する。

主に注力したのがモバイル性能の向上で、14インチのVAIO F14/Pro BKでは約110gの軽量化を実現。また、16インチのVAIO F16/Pro BMは約60〜80gの軽量化となっている。質量は14インチが1.23kg、16インチが1.57〜1.59kg。

この全体の質量低減を実現するため、14インチモデルではベンダーと協業することで、LCDを約34%軽量化させたという。具体的にはカバーガラスを0.3mm薄くしたことで90gの軽量化を実現した。薄型化しながら、弱い部分を補強することで強度も保っているそうだ。

さらに14インチモデルでは、ボトムパネルのネジの数を12個から16個に増やすことで耐久性も向上。MIL規格(MIL-STD-810H)準拠の品質テストに加えて、127cm落下試験2面などのテストを行う、ハイエンドモデルと同様の特別品質試験もクリア。なお、16インチモデルは従来同様、モバイルノート向け標準品質試験をクリアしている。

本体はアルミパームレストの採用、手に取りやすい形状、タイピングしやすい角度のついたチルトアップヒンジ機構など、機能を含めたデザインを追求。カラーについては、VAIO F16/F14がサテンゴールド、ネイビーブルー、サテンシルバーの3種類を用意。VAIO Pro BM/BKはダークメタルグレー1色となる。

キーボードは上位機種の静音キーボード構造を引き続き採用。キートップは深いディッシュ形状とすることで、指にフィットしやすいよう工夫した。新機種ではキートップに印字される文字色を濃くすることで、ユーザーから要望のあった薄暗い環境での視認性を高めたそうだ。Microsoft Copilotキーも新たに搭載する。

インターフェースでは、DC端子を廃止しつつUSB Type-C端子を増加。USB Type-Cを2基、USB Type-Aを2基、HDMI、有線LAN、オーディオジャックを搭載する。加えて、16インチモデルではSDカードスロットを備える(前機種はmicroSDスロット)。なお、Type-C端子の仕様はUSB PD、USB 3.1(10Gbps)、DisplayPort 1.4となる。

余談だが、今回の4モデルは既存モデル「VAIO S13/ Pro PG」と多くのパーツを共通化させたそうだ。具体的には、マザーボード、ファン、子基板、バッテリーを共通化し、ポートの数や配置を見直している。これによって機能とコストのバランスを取りつつ、より使いやすいポート配置を目指したとのこと。

DC端子の廃止にともない、従来のDC端子を採用したACアダプターの代わりに、USB Type-C形式のACアダプターに変更している。バッテリーには独自の充電制御によるバッテリー劣化対策や、充電上限を設けるいたわり充電モードも搭載。いたわり充電モードで選べる上限は、実用性を重視して90%もしくは80%に変更されている(これまでは80%もしくは50%)。

なオンラインコミュニケーションの性能は上位機「VAIO Pro BKR」同等に強化されており、下側側面にマイクを1つ追加。ディスプレイ上部に2つ設けられたマイクだけだとどうしても拾ってしまう対面の声を、側面マイクでは拾わないようになっている。会議のシチュエーションに合わせた4つの集音モードや、小さな声でも伝えられる小声モードも搭載。ウェブカメラでは一時停止機能、バーチャル背景、デジタルプライバシーシャッターといった機能も新たに対応している。

ほか、ワイヤレス通信では新たにWi-Fi 6EやBluetooth 5.3をサポートし、アンテナをディスプレイ上部に搭載することで通信の安定性も追求。スピーカーはDolby Atmosに対応する。また、電源ボタンには指紋センサーを内蔵している。

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