公開日 2026/07/06 13:10

iBasso、8chフルバランスR2R DAC搭載ドングルDAC「DC-Tonfa」。e☆イヤホンと共同開発

7/13発売。54,450円。ポタフェス会場で先行販売も実施
編集部:原田郁未
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MUSINは、同社が取り扱うiBasso Audioより、e☆イヤホンと共同開発したドングル型DAC/ヘッドホンアンプ「DC-Tonfa」を7月17日(金)に発売する。価格は54,450円(税込)。カラーはブラック、ブルー、レッドの3色を展開する。

 「DC-Tonfa」。ブラック、ブルー、レッドの3色展開

オンライン予約は7月13日11時より開始するほか、店頭予約は7月13日の各店舗営業開始時間より、e☆イヤホン秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店で受け付ける。

また、7月11日・12日に開催される「ポタフェス 2026夏 秋葉原」にあわせて、e☆イヤホン秋葉原店およびイベント会場内の特設物販ブースで先行販売を実施。購入者には特典として、ドングルDAC用電源セパレートケーブル「iBasso CB19C」をプレゼントする。

同製品の開発にあたっては、e☆イヤホンがデザインや付属品、サウンドコンセプト、チューニングを監修し、e☆イヤホンスタッフの「ゆーでぃ」氏がチューニングおよびカラー選定の中心を担っている。サウンド面では、細かな分析よりも音楽そのものに没入できることを重視し、楽曲の躍動感や空気感、自然で滑らかな質感、厚みのある音を引き出すチューニングを施したという。

DAC部には、24bitディスクリート部品を用いた8chフルバランスR2R DAC構成を採用。デスクトップクラスの8ch R2R DACをポータブルサイズへ収め、バランス・フル差動アーキテクチャによってゼロクロス歪みの改善と低レベル信号時のリニアリティ向上を図った。USB入力は最大PCM 32bit/768kHzおよびNative DSD512に対応する。

R2R DAC部には、Viking製の低温度係数かつ高精度な薄膜抵抗器を312個搭載。さらに、60個の高精度抵抗で構成されるハードウェア抵抗補償ネットワークとFPGAによる補正アルゴリズムを組み合わせることで、抵抗誤差や温度変化によるドリフトを抑制する。

デジタル部には独自開発のFPGAアルゴリズムと、Accusilicon製フェムト秒クロックを2基搭載し、ジッター低減とR2Rデコード精度の向上を実現した。

 DAC部のイメージ。FPGA+デュアルAccusiliconフェムト秒水晶発振器を搭載

デジタルフィルターはノンオーバーサンプリング(NOS)に加え、4種類の独自開発フィルターを搭載。一般的なオーバーサンプリング/ノンオーバーサンプリング切り替えではなく、R2R DAC特有の質感を維持しながら、好みに応じて音の表情を変えられる設計としている。

アンプ部は、TI製デュアルオペアンプ2基とBUF634Aを4基組み合わせたオペアンプ+バッファ構成を採用。4.4mmバランス出力では32Ω負荷時に最大800mW+800mWの高出力を実現し、3.5mmシングルエンド出力も備える。

電源回路にはADI製「LT3042」超低ノイズLDOレギュレーターを採用し、0.8μVの低ノイズ性能と100dBのPSRR性能によってクリーンな電源供給を実現したという。

筐体はアルミニウム合金製で、表裏には強化ガラスパネルを採用。0.96型OLEDディスプレイと多機能ダイヤルを搭載し、音量調整や各種設定を直感的に操作できるように配慮した。また、側面には「R2R」の刻印を施し、裏パネルにはiBassoとe☆イヤホンのロゴを配置した。

アルミニウム合金製により強度と軽量を両立したという

付属品として、e☆イヤホン監修のMagSafe対応専用プロテクトケースを同梱する。ケースを装着したままでもディスプレイやガラスパネルの視認性を損なわず、MagSafe対応スマートフォンやケースへ吸着させることで、本体をスマートフォン背面へ固定できる。

接続用USB-C OTGケーブルは着脱式を採用し、USB-C to Cケーブル、USB-C to Lightningケーブル、USB-C to Aアダプターを付属する。Android向けアプリ「iBasso UAC」では、デジタルフィルターやゲイン、チャンネルバランスなどの設定変更が可能。WindowsおよびmacOS向けWebアプリにも対応し、ブラウザ経由で設定の確認や変更を行える。

また、UAC2.0とUAC1.0の切り替えにも対応。

UAC2.0ではiOS、Android、Windows、macOS、Linuxなどの機器で利用でき、UAC1.0では対応ゲーム機向けUSBサウンドデバイスとしても使用可能。

さらにS/PDIF(Coaxial)出力も備え、最大PCM 768kHzまでのデジタル信号を出力できるDDCとしても利用できる。

使用イメージ。 UAC2.0とUAC1.0の切り替えに対応する

主な仕様は、外形寸法が61W×34.6H×15Dmm、質量が45g。4.4mmバランス出力時のS/N比は122dB、ダイナミックレンジは123dB、THD+Nは0.004%、出力インピーダンスは0.5Ω。3.5mmシングルエンド出力時のS/N比は118dB、ダイナミックレンジは115dB、THD+Nは0.0056%、出力インピーダンスは0.2Ωとなる。周波数特性は10Hz- -22kHzで±0.3dB、10Hz - 40kHzで±0.8dBとしている。

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