HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
水月雨、USB Type-Cの超小型ポタアン「FreeDSP Mini」。約7500円でDSD 22.4MHz対応
水月雨(MOONDROP)は、USB Type-C 接続に対応したポータブルDACアンプ「FreeDSP Mini」を発売した。オープン価格で、市場での販売価格は7,500円前後と予想される。
Cirrus LogicによるフラグシップクラスのDACチップ「CS43198」を搭載し、最大でPCM 32bit/384kHz およびDSD512(22.4MHz)のハードウェアデコードに対応。
127dBのダイナミックレンジ、THD+N 0.00017%という低い歪み性能、さらに16Ω負荷時80mW+80mWの高出力を実現。次世代のデジタルオーディオチップとLDO電源設計により、コンパクトながらリファレンス級の駆動力を実現しているという。
サウンド調整機能も強化されており、第二世代ユーザー参加型DSPを採用。公式アプリ(Android/iOS)では、シーンプリセットによる簡易調整に加え、フィルタータイプや中心周波数、ゲイン、Q値などを細かく操作できるプロ向けチューニング画面を備える。周波数特性データベースを参照しながら調整できるなど、より精密なカスタマイズが可能だ。
また、ユーザー同士でチューニング設定を共有/ダウンロードできるコミュニティ機能も内蔵し、FreeDSP Proなど他機種の設定も活用できる。
アプリ非対応のスマートフォン向けには、より専門的なインターフェースを備えたWeb調整プラットフォームも用意されている。Web版とアプリ版はデータベースやアカウントを共通化しているため、使い分けが可能。
さらに、可視化チューニングプラットフォームには豊富な周波数特性ライブラリが用意されており、ユーザーはモデルやターゲットカーブを選択して調整することができる。今後も更新が継続され、より多様なチューニングアプローチをサポートするという。
また、CTIA規格のリモコンマイク対応イヤホンケーブルにも対応。MC1やMC2などのマイク付きケーブルと組み合わせることで、通話、ライブ配信、ゲーム、カラオケなど、多様な使用シーンに対応する。USB Type-C接続により、PC、Android、iOSでドライバーレスで動作し、一般的なUSB-Cイヤホンよりも高音質を実現するという。



































