DUNU、最大出力450mW@32ΩのポータブルDAC/アンプ「DTC 800」
サウンドアースは、同社取り扱いブランドDUNUから、ポータブルDAC/ヘッドホンアンプのフラグシップモデル「DTC 800」を6月26日に発売する。価格はオープンだが、市場では税込15,826円前後での実売が想定される。
DTC 800は、シーラスロジックのフラグシップDACチップをはじめ、独立したオペアンプやLDO電源など、高性能なオーディオアーキテクチャを多数搭載。入念な調整を施して、ピュアなサウンドの再生を実現したとするポータブルDAC/ヘッドホンアンプ。
DACチップはシーラスロジック「CS43198」を2基搭載。最大でPCM 384kHz/32bit、ならびにDSD256ネイティブ再生まで対応する。本体にはアクティブ独立水晶発振器も採用されており、ピュアなサウンドを一貫して提供するとアピールしている。
ヘッドホン出力は3.5mmアンバランス/4.4mmバランス端子を装備。増幅回路には2基のSG Micro製のオペアンプを独立構造で採用し、バランス接続で最大450mW(32Ω)の出力を達成した。電源部は独立したLDO電源、ならびに高性能USBメインコントロール電源を搭載する。
筐体はアルミニウム合金をCNC加工で削り出して作成。サンドブラスト加工による繊細な表面仕上げが特徴で、エレガントさとコンパクトさを兼備するデザインとしている。質量は約20g。
ほか、機能面では60段階のハードウェアボリューム調整に対応。電源オフ時の音量メモリー機能を備え、本体上部にあるマルチカラーLEDインジケーターによって、現在のステータスを簡単に確認できる。ボリューム+ボタンを長押しすることで、出力電圧を2段階で調節することも可能。
S/Nはアンバランス接続時で125dB、バランス接続時で126dB。THD+Nは0.0002。最大出力はアンバランス接続時で180mW(32Ω)、バランス接続時で450mW(32Ω)。



