AUREX、壁に貼り付けできる防水ワイヤレススピーカー「AX-FL10」、声が聞き取りやすい「AX-FX10」

東芝エルイートレーディングは、新生オーディオブランドAUREX（オーレックス）の第二弾製品として、ワイヤレススピーカー「AX-FL10」「AX-FX10」を11月中旬より発売する。価格はオープンだが、店頭想定価格はAX-FL10が21,000円前後、AX-FX10が11,000円前後。

新生AUREXから第二弾製品としてワイヤレススピーカーが登場。壁に貼り付けられ、入浴時の浴室内での使用にも適した「AX-FL10」と、テレビ音声などの声を聞き取りやすくするクリアボイス機能を搭載した「AX-FX10」の2モデル。カラーバリエーションはAX-FL10がブルー/グレーの2色、AX-FX10はブラックの1色。

AX-FL10は、浴室でシャワーを浴びたときや流水で直接洗っても問題のない防水規格IPX5に準拠。背面部には磁石を備え、浴室の壁や冷蔵庫に設置することができる。

搭載する伝振動スピーカー（4.5W＋4.5W）は、設置した壁面が振動することで、上下左右への音の拡散が少なく、壁・天井の反射の影響が受けにくくなり、反響音を軽減。これにより、浴室のような反響の強い空間でも反響音の発生を抑え、明瞭な心地よい音を伝えるとアピールする。

さらに、離れていると音が小さく聞こえるといった距離による音圧の減衰が少ないことから、聞く場所による音の違いを感じることなく、音量を上げなくても鮮明に聞こえると説明する。スリムでコンパクトな外観デザインで、通話用マイクも内蔵する。

連続使用時間（音量50%の場合）は最大約6時間、ワイヤレス充電に対応する。Bluetoothバージョンは5.1、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPをサポートする。外形寸法は230W×60H×19Dmm（ボタン・つまみなどの突起物含む）、本体質量は約0.25kg。付属品として充電台、充電用ケーブル、貼り付け専用シート、防水シールなどを同梱する。

AX-FX10は、複雑な音から人の声の音域の周波数を上げることで声を聞き取りやすくするというクリアボイス機能を搭載。フルレンジのステレオスピーカー（5W＋5W）を内蔵し、映画やドラマのセリフ、ラジオアプリの音声が鮮明に聞こえるとアピールする。

本体背面にはスピーカー筐体内の空気振動を利用して動作させるパッシブラジエーターを2基搭載し、コンパクトサイズながらも厚みのある重低音を再生する。5,000mAhの大容量リチウムイオン電池を内蔵し、連続再生時間（音量50%、クリアボイスOFFの場合）は最大約20時間を実現した。

防水規格IP67に準拠し、水深1m・最長30分まで水に耐えられ、室内だけではなくビーチやキャンプ場、プールサイドなど様々なアウトドアシーンで使用できる。

Bluetoothバージョンは5.0、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPをサポート、Φ3.5mmステレオミニジャックを備える。外形寸法は215W×84H×64Dmm（ボタン・つまみなどの突起物含む）、本体質量は約0.62kg。付属品としてUSB Type-Cケーブルを同梱する。