エレコム、スマホ映像をテレビにワイヤレス伝送できるMiracastレシーバー

エレコム（株）は、テレビのHDMI端子に接続することでMiracast機能に対応させることができるMiracastレシーバー「LDT-MRC02」を3月上旬に発売する。価格はオープン。

Miracastは、Wi-Fi接続経由で画像や映像を転送（ミラーリング）する通信技術。本機を使用すれば、Miracast機能に対応していないテレビ製品でも同機能を使用することが可能となる。例えば、Miracast対応のスマホやWindows 8.1 PCで再生中の写真や動画を、同機能経由でワイヤレス伝送してテレビに表示させることができる。

無線LAN企画はIEEE802.11b/g/n。スマホなど外部機器とのWi-Fi接続はWPS方式を採用しており、ワンプッシュで接続可能な「プッシュボタン認証モード」と、PINコード入力による「個人暗証番号認証モード」を選択できる。映像解像度は1,920×1,080ピクセル、ワイドスクリーンのフル対応。HDCP 2.0もサポートしており、DRMで著作権保護されたコンテンツも視聴できる。

本体サイズは約83W×14.3H×52Dmmで、質量は約43g（本体のみ）。製品には充電用のUSBケーブルが付属しており、テレビのUSBポートから給電しながら使用できる。

また、同社ではNFC対応のBluetoothレシーバー「LBT-AVWAR500」も同じく3月上旬に発売する。こちらも価格はオープン。

スピーカーなどBluetooth機能非搭載のオーディオ機器に接続することで、Bluetooth 4.0規格に対応させることができるレシーバー。オーディオ機器との接続は3.5mmステレオミニ経由で行えるほか、幅広い機器と接続できるようステレオミニ-RCA変換ケーブルも付属している。

BluetoothプロファイルはA2DPに対応しており、コーデックはAACをサポートしている。著作権保護技術SCMS-Tにも準拠。NFC機能にも対応しており、ペアリングが簡単に行える点も特徴。最大8台までのマルチペアリングに対応する。

本体サイズは60W×60H×16.5Dmm（突起部を除く）で、質量は約32g。

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