シャープ、「ARSSスピーカー」搭載機など液晶“AQUOS”Gシリーズ7機種を発売

シャープ（株）は、液晶テレビ“AQUOS”「Gシリーズ」新製品として、26V型から52V型までの7機種を6月1日に発売する。

各機種の型番と価格は以下の通り。

＜GX5ライン＞
・52V型「LC-52GX5」￥OPEN（予想実売価格500,000円前後）
・46V型「LC-46GX5」￥OPEN（予想実売価格450,000円前後）
・42V型「LC-42GX5」￥OPEN（予想実売価格400,000円前後）
・37V型「LC-37GX5」￥OPEN（予想実売価格300,000円前後）
・32V型「LC-32GX5」￥OPEN（予想実売価格230,000円前後）

＜GH5ライン＞
・32V型「LC-32GH5」￥OPEN（予想実売価格180,000円前後）
・26V型「LC-26GH5」￥OPEN（予想実売価格140,000円前後）

Gシリーズは、同社がRシリーズの下に位置づける“グランドシリーズ”。お茶の間に置かれたメインテレビの買い換えユーザーを主な購買者として想定している。地上/BS/110度CSチューナーを2基搭載している。

搭載する液晶パネルは、GX5ラインが1,920×1,080画素のフルHDで、パネルコントラスト比2,000対1。GH5ラインは1,366×768画素で、パネルコントラスト比は1,500対1となる。LC-32GX5以外の6機種は、外光の映り込みを軽減した「低映り込みパネル」を採用。リビングなど日の差す環境でも鮮明な映像を楽しめるという。

GX5ラインの全5モデルは、映像信号の輝度ヒストグラムをリアルタイム分析し、バックライトの明るさと液晶パネルの開口量を制御する技術により、テレビコントラスト比15,000対1を実現。また、12ビットBDE階調表示、アルゴリズムを進化させた120Hzの倍速駆動などにも対応している。

さらに、GX5ラインのうち32V型以外の4モデルは、AQUOSとして初めて、映像の中の肌色を検出し、色合いを調整する「肌色補正」を搭載した。

また、GX5ラインは音質の向上にも注力。画面の下と左右にスピーカーを配置した「ARSSスピーカーシステム」を採用した。LC-52GX5/46GX5/42GX5の3機種は2.1chの3ウェイ7スピーカー、LC-37GX5/32GX5は2chの2ウェイ6スピーカーを搭載。また、GH5シリーズ2機種はアンダースピーカーのみで、2chの2ウェイ4スピーカーとなる。

GX5ラインは1ビットデジタルアンプを採用。また、スピーカーネットには高開口率な金属素材を採用。抜けの良い自然な音質を再現するという。

また、試聴環境に応じて音質を最適化する「試聴環境設定」機能を採用。洋室、寝室、和室など部屋の種類や、壁寄せ、コーナー置き、壁掛けなど設置の種類を選択すると、設定に応じて音質を最適化する。

ネット機能は、LC-52GX5/46GX5/42GX5/37GX5の4機種が対応。AQUOS専用サイト「AQUOS.jp」へのアクセスや、テレビ向けポータルサイト「DoTV」、先日発表されたYahoo!JAPANのAQUOS専用サービス「Yahoo! JAPAN for AQUOS」などの閲覧が行える。また、アクトビラについては「アクトビラ・ベーシック」のみの対応となる。

ホームネットワーク機能では、LC-52GX5/46GX5/42GX5/37GX5の4機種がDLNAに対応。対応機器と接続し、静止画ファイルを再生することができる。

HDMI入力端子は、GX5/GH5の全機種が3系統を装備。AQUOSファミリンクにも全機種が対応している。なお、1080/24p入力に対応しているのはLC-52GX5/46GX5/42GX5/37GX5の4機種のみとなる。

そのほかIrss機能も、LC-52GX5/46GX5/42GX5/37GX5の4機種が搭載。i.Link（TS）端子2系統は全機種に搭載されている。

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（Phile-web編集部）