デノン、フラグシップの機能を贅沢に投入したミドルクラスAVアンプを発売

AVC-3890

●（株）デノンより、同社の最先端テクノロジーが投入された、ミドルクラスのAVアンプ「AVC-3890」が3月下旬より発売される。価格は税込で157,500円。

本製品は同社のAVアンプづくりにおけるメインコンセプトである、「全チャンネル同一パワー同一レスポンス」と「ソフト制作者が意図した音場と画像の正確な再現」という基準に従い、前モデル「AVC-3570」の後継機として開発された。その高品位スペックは、同社AVアンプのフラグシップモデルに投入された高度な機能をも受け継ぐ内容となっている。

上位機種の「AVC-A1SRA」にも採用されている、高音質サラウンド回路「New D.D.S.Cデジタル」がさらにブラッシュアップされ、DSPには、最新世代の高速・高精度32bitフローティングポイントタイプのチップが採用されている。各デバイスも最新のパーツを搭載し、192kHzのデジタル信号まで対応するとともに信号処理能力も大幅に向上、サラウンドの全チャンネルで高品位でオリジナルソースに忠実な再生を実現している。

DENON独自の高品位デジタルインターフェースである「DENON LINK」本機には搭載され、これまで上位機のみに搭載されていたサード・エディションが採用されている。また本製品では、オートセットアップ、ルームEQ機能が新たに搭載された。製品に付属する高剛性マイクを使用し、スピーカーの有無、サイズ、レベル、位相など各種の初期設定が最適なコンディションに、しかも簡単に設定することできる。

最先端のサラウンドフォーマットにも余すところなく対応し、従来のDTS-ESやDolby Digital EXに加えDolby Pro LogicIIxにも対応する。デザインにもあらたな試みが行われ、フロントパネルやリモコンはこれまで以上に視覚的な操作性が高まっている。フロントパネル内にはセットアップ用のカーソルキーを搭載し、リモコンを使用しなくてもフロントパネル上だけで設定操作が可能。設定中はオンスクリーンディスプレイだけでなくフロントパネルにも設定内容が表示されるので、ディスプレイを接続していない状態でも設定ができる。

【問い合わせ先】
株式会社デノン　
宣伝部　
TEL/03-3837-8915

（Phile-web編集部）