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Audyssey DSX/ドルビープロロジックIIzデコーダーも搭載

デノン、DENON LINK 4th対応のミドルクラスAVアンプ「AVC-4310」を発売

公開日 2009/05/27 11:28 Phile-web編集部
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デノンは、独自のデジタル伝送規格である「DENON LINK」の第4世代に対応し、BD再生時にもジッターフリーの音声伝送を実現したAVアンプ「AVC-4310」を6月下旬に発売する。価格は税込252,000円。


AVC-4310(ブラック)

AVC-4310(プレミアムシルバー)
カラーバリエーションにはブラックとプレミアムシルバーが揃う。価格帯はミドルレンジながら、デノンの高音質化技術と最新の機能がフル採用された7.1ch対応の実力機となる。定格出力は130W×7ch(8Ω)、実用最大出力は190W×7ch(6Ω)。全チャンネル同一クオリティのモノ・ディスクリート構成パワーアンプを搭載する。

■充実の高音質・高画質機能を採用

HDMI端子は6入力(フロント1入力)/2出力を装備。2系統のHDMI出力は同時出力にも対応しており、1系統をプロジェクターへ、もう1系統を大画面テレビへ接続することも可能だ。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのデコード対応のほか、シミュレーションサラウンドのAudyssey DSX/ドルビープロロジックIIzのデコーダーも搭載している。Audyssey DSXでは幅方向と高さ方向の信号を出力し、ドルビープロロジックIIzでは高さ方向の信号を出力するサラウンドサウンドが楽しめる。なおサラウンドバックのL/R用アンプは、バイアンプ用フロントL/R、フロントHeight L/R、フロントWide L/Rのいずれかに割当てが可能。ゾーン設定されている時は、ゾーン2または3にもアサインできる。HDMI CECによるコントロール機能はシャープ/パナソニック/東芝/日立/三菱の同機能対応製品との連動を実現。パススルー機能も搭載する。

本体には高性能なフローティングポイントタイプの32ビットDSPを2基搭載する。ブロックごとに高性能な専用回路をディスクリートで構成したサラウンド回路を備え、全チャンネルを24bitクオリティで再現するAL24プロセッシングや変換誤差を抑える差動出力DACなど、デノンの高音質技術が用いられている。

高音質化技術としては、デノン独自のデジタル伝送規格である「DENON LINK」の最新第4世代のバージョンを搭載した点が注目される。最新世代のDENON LINK 4thでは、BDディスク再生時に、AVアンプのDAコンバーターを動作させるマスタークロック信号をDENON LINK経由でプレーヤーに返送し、機器間相互に同一のクロックを共有しながら集積回路を動作させることが可能になった。これにより、同じくDENON LINK 4thを搭載するBDプレーヤー「DVD-A1UD」(関連ニュース)との間でDENON LinkとHDMIでつなぎ、BD再生時にジッターフリーのサラウンド再生が楽しめるようになる。本機に採用された「クロック・ジッター・リデューサー」は入力/出力信号の位相を比較することで、内部でデジタル変換されたアナログ入力信号を含め、デジタル処理を行う全ての信号を対象にジッターを低減する役割を持たせている。

電源部は高音質・高画質を実現するため、ブロックごとに独立した構造を採用。各回路ブロックごとに巻き線を分離した大型ハイパワーのメイントランスとマイコンを採用。デジタル専用にそれぞれ独立した計3つのトランスを搭載している。電源回路はブロックごとに細分化し、それぞれに分離した電源供給を実現する。共通の電流経路をなくし回路間の干渉を抑えることで、音質・画質双方のハイクオリティな再生を実現している。また同社独自開発の大容量ブロックコンデンサーと整流ダイオードの採用により、ノイズの少ない安定した電源供給能力を持たせている。

回路・基板の設計は信号経路のシンプル&ストレート化を徹底。信号の引き回しを最小経路にし、音声・映像の各回路における信号劣化を防ぎ、ピュアな信号伝送を実現している。振動の発生源になる電源トランスは高剛性ボトムシャーシへ強固に固定。ラジエーターもフットの間近に配置することで振動を抑え込んでいる。回路構成を含む製品の配置に、内・外部の振動を排除する構成を採り入れることで、クリアな音声と色彩感と透明感豊かな映像再現力を獲得させている。

圧縮系のオーディオファイルの再生時には、「Compressed Audio Restorer」機能で圧縮前の音に近い状態に復元。圧縮された音声ソースに合わせて3つのモード選択が行える。セットアップについては付属の専用マイクを使って手軽に行える「プラグイン・オートセットアップ機能」を搭載する。またAudyssey Dynamic Volume機能により、視聴時に音の大小をリアルタイムに調整でき、その効果はMidnight/Evening/Dayの3段階で調節できる。さらに4種類の入力信号フォーマットに応じてモードを自動記憶する「オートサラウンドモード」機能も備えている。

映像回路にはBDプレーヤー「DVD-A1UD」の技術を投入し、フル10bit処理を実現、12bit出力のI/Pスケーラーを搭載している。アナログビデオ信号をHDMI出力する際のアップスケーリングをはじめ、HDMI映像信号の1080pスケーリングにも対応する。アナログビデオ出力回路には297MHz/12bitのビデオDACを採用。アナログビデオ信号のHDMIアップスケーリング時にはデジタルNRやエンハンサーも機能させ、より高精細な映像が楽しめる。

■多彩なメディアとの連携を実現

ネットワーク機能が充実している点も本機の特徴。本機のミュージックサーバー機能はDLNAに準拠しており、Windows Media Player Ver.11等のミュージックサーバーを利用し、ネットワーク上のPCに保存した音楽・画像ファイルを本機から再生して楽しめる。オーディオフォーマットはMP3/WAV/AAC(DRM非対応)/WMA/FLACに、静止画フォーマットはJPEGに対応する。またインターネットラジオ対応も実現した。インターネットラジオ局のデータベース「vTuner」を利用し、デノン向けにカスタマイズされたリストより好みの局を選んで楽しむことができる。AVアンプのコントロールやセットアップを、PC上のブラウザソフトよりネットワーク経由で行えるWebコントロール機能にも対応している。

本体にはiPodとUSBメモリーがダイレクトに接続・コントロールできるUSB端子を装備。オーディオファイルの再生に対応しており、アンプの高品位なオーディオ回路を通して、iPodやUSBメモリーに保存した楽曲が高品位に再生できる。デノンのiPodコントロールドック「ASD-11R」で接続すれば、iPod上の音楽だけでなく映像や静止画の再生も可能になる。また本体にはフォノイコライザーを搭載し、アナログプレーヤーをつないで高品位再生も楽しめる。

その他、ハンドリング面では最新バージョンのGUIを採用。階層の見直しやアイコンの整理・追加を行い、操作感を向上させている。半透明表示にも対応している。本体ディスプレイは一目で動作状態がわかるインプット・アウトプット・マトリクスと2桁表示を実現。リモコンは視認性を向上させたELタイプを採用。設定を瞬時に登録・呼び出しできるクイックセレクトボタンを本体とリモコンに装備し、スタンバイ状態からクイックセレクトボタンを押すだけでダイレクトに立ち上がる操作性を実現している。

【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドDENON
  • 型番AVC-4310
  • 発売日2009年6月下旬
  • 価格¥252,000(税込)
●定格出力:130W×7ch(8Ω) ●実用最大出力:190W×7ch(6Ω) ●オーディオ入力:ステレオRCA×10、8ch外部入力×1、光デジタル×4、同軸デジタル×3、DENON LINK×1、USB×2 ●周波数特性:10Hz〜100kHz ●SN比:102dB ●歪率:0.005% ●外形寸法:434W×171H×414Dmm ●質量:15.8kg