公開日 2026/10/08 10:56

デルフィン・ジャパン、英Acoustic Energyの国内取り扱いを開始。第1弾は40周年記念スピーカー「AE1」「AE2」

ラインナップと取扱店舗を順次拡大へ
編集部:原田郁未
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デルフィン・ジャパンは、英国のスピーカーブランド「Acoustic Energy(アコースティック・エナジー)」と日本国内における正規輸入代理店契約を締結し、同社製品の輸入販売を8月1日より開始した。

Acoustic Energyは1987年に英ロンドンで設立。エンジニアのフィル・ジョーンズ氏が設計した小型モニタースピーカー「AE1」とともに、オーディオ市場へ登場した。現在は英国コッツウォルズに本社を構え、フィル・ジョーンズ氏とともに製品開発を担当したマット・スパンデル氏が、CTO(最高技術責任者)として開発を統括している。

日本国内に展開する第1弾として発表したのは、40周年記念モデル「AE1 40th Anniversary Edition」「AE2 40th Anniversary Edition」。今後はエントリークラスから高級大型フロアスタンディングモデルまで、国内ラインナップと取扱店舗を順次拡大する予定としている。

初代AE1は、大型のハイエンドスピーカーに迫るダイナミックレンジや許容入力、解像度、低域再生能力を、コンパクトなエンクロージャーで追求したモデル。同社によると、アビー・ロード・スタジオをはじめとするレコーディングスタジオや世界各国のオーディオファイルに採用されたという。

AE1 40th Anniversary Edition

AE1 40th Anniversary Editionは、初代AE1の誕生40周年を記念し、オリジナルの基本思想を現代の技術で再構築した2ウェイ・バスレフ型スピーカー。販売価格は税込385,000円。

AE1 40th Anniversary Edition

初代モデルのオリジナルパーツはすでに生産を終了しているため、各部を新たに設計。一方、往年のAE1が持つサウンドやキャラクターを重視し、現代化に伴う変更は慎重に行ったとしている。

設計の中核となるのは、高質量・高剛性のストレート形状ウーファーコーンと高BLモーター、小型ながら堅牢で重量のあるキャビネット、前面のツインバスレフポート、メタルドーム・トゥイーターだ。

高域には29mm径のアルマイト処理アルミニウム・ドームトゥイーターを採用。ミッド/バスには、スピン成形によるセラミック硬質アルマイト処理を施した125mm径アルミニウム・コーンドライバーを搭載する。

キャビネットには、HDFとビチューメンを組み合わせた18〜22mm厚の「RSC(Resonance Suppression Composite)」構造を採用。内部をブレースで補強し、前面には2基のバスレフポートを配置する。

周波数帯域は50Hz - 45kHz(±6dB)、感度は87dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω、許容入力は150W。クロスオーバー周波数は2.8kHzとなる。外形寸法は180W×295H×240Dmm、質量は1台あたり7.0kg。マグネット着脱式のファブリックグリルを備える。仕上げはハイグロス・ウォルナットとハイグロス・ブラックを用意する。

AE2 40th Anniversary Edition

AE2 40th Anniversary Editionは、1990年代に世界展開されたフラグシップモデル「AE2 Signature」の系譜を受け継ぐ40周年記念モデル。税込販売価格は649,000円。

AE2 40th Anniversary Edition

先行して登場したAE1 40th Anniversary Editionをベースに設計され、同モデルで新開発した29mm径アルミニウム・ドームトゥイーターと、125mm径硬質アルマイト処理アルミニウム・コーンドライバーを採用する。

ミッド/バスドライバー2基とトゥイーターによる、オフセットM-T-M(Mid-Tweeter-Mid)配列を採用した。AE1の音色や応答性、ダイナミックな表現を継承しつつ、より深い低域と大音量再生時の余裕を確保することで、再生スケールを拡大。一般的なリスニング音量でも中域の歪みを抑え、透明度の高い再生を目指したという。

エンクロージャーは、HDFとビチューメンを組み合わせた18〜32mm厚のRSC構造を採用。内部補強材に加え、要所に3mm厚の鋼板を配置している。この鋼板による補強によって、ダブルウーファーを備えた大型エンクロージャーでありながら、キャビネットに起因する音の色付けや箱鳴きを、AE1に近いレベルまで抑えたと説明する。前面には3基のバスレフポートを備える。

クロスオーバーネットワークは、低次でシンプルな構成を採用。素早いレスポンスと躍動感のあるライブサウンドを重視し、音楽をダイレクトに伝える設計を目指したとしている。

同社は、低域再生能力と大音量再生時の余裕を高めたことで、約25平方メートル(約7.5坪)以上の空間でも性能を発揮するとアピール。スタンドマウント型ならではの音の色付けの少なさや立体的な音像表現、設置自由度を維持しながら、小型フロアスタンディング型に迫るスケール感を狙ったという。

周波数帯域は35Hz - 45kHz、感度は88dB、インピーダンスは6Ω、許容入力は200W。マグネット着脱式のファブリックグリルを備える。外形寸法は235W×385H×315Dmm、質量は1台あたり14.5kg。仕上げはハイグロス・ウォルナットとハイグロス・ブラックを用意する。

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