伊ALBEDO、2.5ウェイフロア型スピーカー「Achema」。低域にトランスミッションライン採用
アイレックスは、同社が取り扱う伊のALBEDO(アルベド)より、2.5ウェイフロア型スピーカー「Achema」(アキーマ)を発売する。価格は3,630,000円(ペア・税込)。
ドライバーユニットはすべてセラミック製で、トゥイーターは1インチ(約25mm)、ミッドレンジは6インチ(約150mm)、ウーファーは7インチ(約180mm)ユニットを採用。既発売モデル「Agadia」の2.5ウェイ方式を踏襲しており、ハーフウェイにミッドレンジよりも一回り大きいドライバーを採用することで、放射面積を拡大し、「2.5ウェイスピーカーならではの音圧の高さと、3ウェイシステムのような高いエネルギー感とダイナミクス感を実現」したと謳う。
低域はテーパードトランスミッションラインとなっており、ポートを背面ではなく左右の側面に設置することにより、狭い部屋でもより設置・調整が容易になったと説明している。
また、独自の “Helmholine” システムにより、キャビネット内の有害な高調波を取り除き、低域楽器の美しい質感表現を実現。キャビネットは最大30mm厚の特殊積層板で、不要な共振を吸収。キャビネット内部には重いダンピング用の金属板を配置し、箱鳴きを完全に除去するとしている。
サイズは約232W×1050H×390Dmm、質量は38kg。仕上げはグロッシーラッカーブラック、グロッシーラッカーグレーパステル、グロッシーラッカーパールルビーレッドの3種類。再生周波数帯域は44Hz - 22kHz、クロスオーバーは300Hz/2,600Hz、インピーダンスは11Ω、感度は85dBとなっている。
なお本製品は、10月17日(金)から19日(日)まで、東京・有楽町の国際フォーラムにて開催される「2025東京インターナショナルオーディオショウ」でも披露される。































