公開日 2021/03/23 13:03

ソニー、360 Reality Audioを本格始動。大滝詠一ら邦楽コンテンツのストリーミング配信も開始

認定ヘッドホン制度も整備
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、独自の立体音響技術「360 Reality Audio」の本格導入を発表した。技術ライセンス提供も含む対応ハードウェアの拡充に加え、大滝詠一の『A LONG VACATION』など邦楽コンテンツのストリーミング配信をスタート。音楽制作環境の整備にも注力していく。


360 Reality Audioは、360度に広がる全球に音源を配置し、自由な音楽表現を実現する立体音響技術。スピーカーとヘッドホンで体験ができ、水平方向だけではなく上下方向にも音を配置することで、まさに包み込まれるような音楽体験ができる技術となっている。

すでに海外では、ビリー・ジョエルやアース・ウインド & ファイアーなど、4000曲以上の楽曲が360 Reality Audio方式にて配信されているが、邦楽コンテンツの国内配信も4月16日よりスタートする。配信サービスとしてはAmazon Music HD、deezerのほか、ライヴ専用のnugs.netでも配信される。

最初にローンチされる音源として、40周年記念イヤーとなる大滝詠一の『A LONG VACATION』、鬼頭明里の『Colorful Closet』、リトル・グリー・モンスターのライブ音源ほか数百曲を用意。邦楽コンテンツはこれからも拡充していく予定という。

360 Reality Audioはすべてのヘッドホンで体験することができるが、ソニーの「認定ヘッドホン」ではより臨場感のある体験が実現できるとされる。「Headphones Connect」アプリで耳を撮影することで、頭部伝達関数を瞬時に計測。個人の耳の形状とヘッドホンの特性に音源を最適化し、パーソナライズされた音響体験を提供する。

「Headphones Connect」アプリ上で耳の写真を撮影

現在発表されている360 Reality Audio認定ヘッドホンは、ワイヤレスモデルのWH-1000Xシリーズ、WI-1000Xシリーズ、WF-1000Xシリーズなど。また有線モデルも認定ヘッドホンに加えられており、MDR-Z1R、MDR-Z7M2、MDR-1AM2などのヘッドホンや、IER-Z1R、XBA-25、IER-H500Aなどのイヤホンも対応する。また、今後はソニー製品だけではなく、他のブランドにもこの認定制度を広げていくとしている。

耳の撮影イメージ

再生機器としてはXperiaがすでに対応しているが、同社のNW-100シリーズやNW-ZX500シリーズなどのストリーミングウォークマンも対応。これらのウォークマンにAmazon music HDアプリをインストールし、認定ヘッドホンを最適化すれば、360 Reality Audioをフルスペックで楽しむことができるようになる。なお、ウォークマンにはカメラが付いていないが、スマートフォンアプリと連携することで、個人最適化が実現できる。

また、360 Reality Audioを実際に試してみたい場合、専用の「Artist Connection」アプリが無料で公開されている。アプリで視聴できるザラ・サーソンの独占パフォーマンスでは、シンガーであるザラを取り囲むようにバック・ミュージシャンが展開、カメラの動きに合わせて360度方向から音が聴こえるように制作されている。まさに360 Reality Audioらしい音楽体験を確認できる。

「Artist Connection」アプリで360 Reality Audioを体験できる

クリエイター向けには、制作用プラグイン「360 Reality Audio Creative Suite」を提供、制作環境の拡充も図るとしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 古いスマホを音楽専用プレーヤーに。“好きだから作っちゃった”「reTONE」の仕掛け人に聞くプロジェクトの狙い
2 女子プロゴルフ「TOTO ジャパンクラシック」、11/5から4日間の放送・配信予定
3 DeNA牧 秀悟、オリックス若月健矢らがゲストに。Prime Video『アジチャン2026』出演陣決定
4 芳根京子×本田響矢『波うららかに、めおと日和』Blu-ray BOXが1万円引き。スマイルSaleで格安の名作ドラマ4選
5 米津玄師「Lemon」10億再生突破。本日11/4 20時からドーム公演ライブ映像プレミア公開
6 JMGO「IRIS Ultra Max」はプロジェクターとして“最強”!4K/120Hz対応のRGB三色レーザーと自動ジンバル搭載の凄さを解説
7 家電の電源ランプ、なぜ赤色が多い? 納得の理由とは
8 KEF、ヤマハと合同の「アクティブスピーカー試聴会」を11/7、8に開催。札幌CAVIN大阪屋にて
9 Fyne Audio、ハイレゾDAC内蔵アクティブスピーカー「Cubitt 5」。HDMIやMMフォノ入力など装備
10 フルテック、最上位壁コンセントで組み上げたハイエンド2口電源タップ「GTO-S2 NCF(R)」
11/5 13:01 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix