エソテリック、van den Hul社のスピーカーケーブル “3T”シリーズ

エソテリック（株）は、オランダ van den Hul（ヴァン・デン・ハル）社のスピーカーケーブル “3T”シリーズを3月20日に発売する。以下の3モデルをラインナップする。

・「3T The Cumulus Hybrid」￥567,000（税込・2.0ｍ×2本〜）
・「3T The Cloud Hybrid」￥273,000（税込・2.0ｍ×2本〜）
・「3T The Air」￥155,400（税込・2.0ｍ×2本〜）

オランダ人の物理学博士、ヴァン・デン・ハル氏によって開発されたスピーカーケーブルの新モデルで、最新の導体テクノロジー「3T（True Transmission Technology）」を採用している。

3Tテクノロジーの特長は、素材劣化による音質劣化を低減し、酸化防止に対応。高安定性アルファモス構造を採用し、高品位ライブサウンド、極小レベルでの高解像度を実現するという。またフレキシブル導体により、導体の物理ストレスを開放。化学的経年劣化や物理的ストレスによる伝送特性の急速な劣化なども抑えるほか、極少の導体結晶粒界で、結晶粒界歪みを防止するという。

いずれのモデルも中心にグランド線を配置する4芯構造。被覆には特別開発の樹脂製の外皮膜「HULLIFLEX」を採用している。

上位モデル 3T The Cumulus Hybridは、複数の3T導体グループを撚りあわせたマルチストランド構造を採用した4芯スピーカーケーブル。各芯線は、カーボンファイバーを導体に使用した「LSC（Linear Structured Carbon：線形カーボン）」でコーティングしたハイブリッド構造としている。

3T The Cloud Hybridは、AWG-8の3T導体を使った4芯スピーカーケーブル。各芯線は0.34mmの導体7本を6組撚り合わせている。こちらも、各芯線はLSCレイヤーを使用したハイブリッド構造を採用した。

3T The Airは、3Tシリーズのエントリーモデルに位置づけられる製品。0.23mmの3T導体を42本撚り合わせたAWG-12の芯線を採用している。

3モデルとも、端末処理は標準の2-2（シングル-シングルワイヤ）のほか、2-4（シングル-バイワイヤ）にも対応する。製品は樹脂製高級ハードケース入り。


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