公開日 2003/12/11 09:05

ケーブルブランド探訪記(ACOUSTIC REVIVE編 その3「XLR-1.0F」)

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
「XLR-1.0F」(¥59,800/1mペア)
● 第3回目はバランスオーディオケーブル「XLR-1.0F」をご紹介する。同モデルは3芯シールド構造のバランスケーブルとしてプロ用途でも多く使用されている。プラグにはFURUTECH製の最新モデルを装着している。ぜひともご利用いただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


●「シングル・コアケーブル」の特徴
これまでほとんどのケーブルの線材には細い線材を撚り合せた撚り線が用いられてきたが、撚り線構造では線間を伝わる迷走電流が必ず発生してしまい、これが付帯音や歪みの発生を起こしてしまう原因となってしまうという点から同社のケーブル開発は始まった。単線構造のケーブルは上記のように大きな利点を持っていながらも、従来発売されたモデルはどれもが異様に硬く、フレキシブル性が悪く、ケーブル構造の甘さや単線の素材自体の質も悪いため、固有の鳴きが発生するなどして、音質的には満足するものではなかった。このような問題を一気に解消させてしまったのが同シリーズである。以下では各部の材質と構造となっている。
(1)導体
単線構造のケーブルに最適な特殊スーパーアニールOFC単線を採用。これはアニール処理(焼きなまし)に通常の数倍の時間をかけることで、極めて分子配列の整った、非常に軟らかいフレキシブル性に富んだ単線に仕上がった。線径に関してもそれぞれの用途に合わせ、最適なサイズを用意している。また、導体まわりには空気層を設けるエアーフローティング構造を採用することで、圧倒的な抜け切り、開放感、抜群のエネルギー感のある音質を獲得することができた。
(2)絶縁材
上記の空気層を設けるための緩衝材チューブには天然シルクチューブを採用。同素材は日本最大のシルクメーカーである長谷川商店と製造工場のエビサワの協力を得て開発した。音質に害を与えず、逆に生命感を与える効果を発揮してくれる。
(3)シールド
新開発のフレキシブルテフロンコーティング銅管を採用。これにより、固有の癖や付帯音、歪みの発生がない完璧なシールド効果と、ケーブル使用時の圧倒的な取り回しの良さを実現させている。
(4)外周部
SFチューブメーカー品川商工と共同開発し音響的に最適になるよう変更した素材に、製造限界までカーボンを配合したCSFチューブを採用。同素材を採用することにより幅射ノイズをカットし、電磁波吸収効果を実現することができた。なお、このCSFチューブは単売もしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックを見る
  • ブランドACOUSTIC REVIVE
  • 型番XLR-1.0F
  • 発売日大好評発売中!!
  • 価格¥59,800(1mペア)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 『万能文化猫娘』『アキハバラ電脳組』『NG騎士ラムネ&40』などスターチャイルド関連5作品サントラがサブスク解禁
2 B&W「Nautilus」が値上げ。ペア税込3300万円に
3 BoseがSkullcandyを買収。今後も独立したブランドとして製品開発
4 B&W、60周年を記念したリファレンスSACD/CD『The Reference』。2000枚限定生産
5 TVer、決済機能「TVer ID支払い」を提供開始
6 女子プロゴルフ「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」10/22から4日間の放送/配信予定
7 映画館の音、オープンリールの音。“曇りなき正確な音”を目指す「BWV 2026サウンドツアー」をレポート
8 MIYAVIが語るファーウェイ製イヤホンの魅力。「FreeBuds Neo」など新製品発表会に登壇
9 TASCAM、業務用CDプレーヤー「CD-200MKII/CD-200BTMKII」。オートキューなど再生機能を強化
10 km5、薄型ワイヤレススピーカー「Sp1」とBluetoothミキサー「Mp1」を発表。CDをもっと自由に楽しむ新提案
10/23 10:31 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix