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Questyleのアンプも

<ヘッドホン祭>YAMAHA、初のBluetoothモデルや進化した“聴く”VR/S'NEXT、final「D8000」試聴会実施

2017/11/03 編集部:伊藤 麻衣
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11月3日(金・祝)・4日(土)と中野サンプラザで開催されている「秋のヘッドフォン祭2017」。本稿ではYAMAHAとS'NEXTブースの出展内容を紹介する。

■YAMAHAは機能を拡張した「“聴く”VR」など出展

YAMAHAのブースでは、「ポタフェス2017」に技術参考展示していた「“聴く”VR」(関連ニュース)のアップデート版を参考出展。新たに音場空間のサイズ調整に対応した。これにより、小さいライブハウスから大きなコンサートホールまで好みに合わせて音場空間をカスタマイズできるようになった。

前回の試作機は縦置きタイプだったが、今回は横置きに変更された


また、発売を近日に控えたハイレゾ対応イヤホン「EPH-200」(関連ニュース)と、aptXに対応した同社初のBluetoothヘッドホン「HPH-W300」(関連ニュース)、aptX対応のBluetoothイヤホン「EPH-W53」も出展していた。

「EPH-200」。ドライバーを耳寄りに配置することで鼓膜とドライバーの間をシームレスにして音をダイレクトに届ける設計を採用している

「HPH-W300」。ワイヤードにも対応しており、ワイヤレス/ワイヤードを接続方法を変えても音質が変わらないよう配慮したという


「EPH-W53」。充電池を左右のハウジング両方に搭載。耳の内側に固定するタイプのスタビライザーを備える

■S'NEXT

S’NEXTは、発表されたばかりのQuestyleのヘッドホンアンプ「CMA400i」やハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「QP2R」、finalのイヤホン“Piano”シリーズを出展。さらに、別室でfinalの平面次回型ヘッドホン「D8000」の試聴会を実施していた。なお、試聴会への参加には、同ブースで配布されている整理券が必要となる。

「D8000」は、新開発の「Air Film Damping System(エアフィルムダンピングシステム、以下AFDS)」技術を搭載した平面磁界型ヘッドホン。AFDSは、春のヘッドホン祭にて説明会が開催された新技術で、振動板を高精度な開口を持つパンチングメタルで挟み、振動板とパンチングメタルの間にある薄い空気の層(エアフィルム)の摩擦をコントロールして振動板を制動する(関連ニュース)。これにより、高域特性へ影響せず、ダイナミック型の量感と開放感ある低域の両立を実現したとしている(関連ニュース)。

「D8000」

イヤホン“Piano”シリーズも勢揃いしていた

Questyleの「QP2R」は、フルディスクリート純A級アンプ搭載のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「QP1R」の後継機。ポータブル機ながら、同社の据置機にも採用される電流による独自の増幅技術「カレントモードアンプテクノロジー」を採用している(関連ニュース)。

「QP2R」

ヘッドホンアンプ「CMA400i」は、DAC/プリ/ヘッドホンアンプを搭載したオールインワンタイプの据え置き型ヘッドホンアンプ。アンプ部は、「カレントモードアンプテクノロジー」を採用した純A級動作のフルディスクリート構成とする。USB入力時の対応サンプリングレートは、384kHz/32bitまでのPCMと、11.2MHz までのDSDのネイティブ再生に対応する(関連ニュース)。

「CMA400i」

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