aune audio、さらに精度を向上させた10MHzクロックジェネレーター「SC1 EVO」
リアルアシストは、同社が取り扱うaune audio(アウネ オーディオ)より、10MHzリファレンスクロックジェネレーター「SC1 EVO」を11月15日に発売する。価格はオープンだが、税込117,800円前後での実売が予想される。
SC1 EVOは、「あらゆる楽器の忠実な再現にこだわる」というコンセプトを掲げたクロックジェネレーター。前モデル「SC1」のアップデート版として、発振器や電源、ユーザーインターフェースを中心に最適化を図った。
新たにTitans Audio Lab(タイタンズ オーディオ ラボ)製の水晶発振器を採用し、本体側の設計に合わせてカスタマイズを実施することで、同ブランドの音響特性に最適化したとしている。
またディスプレイのUIも再設計し、クロックの動作状態をウォームアップから駆動中、最適化といった段階ごとに視覚的に把握しやすいよう配慮。動作中は黄、最適状態では緑で表示する。
さらに、ブランドのこだわりだという多段対称構成の基板設計方式を採用し、各ステージごとの電圧を精密に制御。これらの設計により、水晶発振器の性能を最大限に引き出すとしている。
クロック専用機としての長所を発揮するため、ESSの第2世代DACの必要条件に最適化した電源をクロック段から投入。
電源供給はAC/DC両方に対応。ACポートからは世界各国の110 - 230V電源、DCポートからはリニア電源やバッテリーからの給電ができるなど、設置環境やシステムに合わせた柔軟な電源選択が可能だとしている。
クロック出力は4系統を装備し、うち2系統が正弦波出力、もう2系統が矩形波出力となっている。これにより1台で2種類の波形を使い分け、異なる音響特性を体験できるとアピールしている。出力インピーダンスは共通して50Ω。
周波数精度は±50ppb、周波数安定度は<0.01ppb。最低ウォームアップ時間は10分。周囲温度は0℃ - 50℃、推奨動作環境は15℃ - 35℃。外形寸法は288W×211D×63Hmm。電源コードのほか、50ΩBNCケーブルが付属する。
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