ネットワーク再生機能とパワフルなアンプを一体化

WiiM、ストリーミングアンプの最上位モデル「WiiM Amp Ultra」

公開日 2025/09/26 13:17 編集部:成藤正宣
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エミライは、同社取り扱いブランドWiiMから、ストリーミングアンプの最上位モデル「WiiM Amp Ultra」を10月3日(金)に発売する。価格はオープンだが、同社サイトでの価格は税込99,730円。カラーバリエーションは、スペースグレイ/シルバーの2色を展開する。

「WiiM Amp Ultra」

ネットワークプレーヤーとプリメインアンプの機能が一体となった、ストリーミングアンプの最上位モデル。DACチップにESS「ES9039Q2M」、アンプチップにテキサス・インスツルメンツ(TI)「TPA3255」2基、オペアンプにTI「OPA1612」6基をそれぞれ採用。PCM 192kHz/24bitまでの再生をサポートし、高出力なクラスDアンプによって最大出力200W(4Ω)/100W(8Ω)を低歪みで実現したとする。

HDMI入力を搭載。クラスDアンプにより低歪でパワフルなスピーカー出力も兼ね備える

音質の中核には、ポストフィルターフィードバック(PFFB)技術を搭載。これはアンプを継続的にモニターし、リアルタイムで補正を行うことで、接続したスピーカーの負荷に関わらず一貫した低歪/明瞭なサウンドを実現するというもの。本技術により、広がりのある音響空間と豊かな低音、細部の音まで再現できるのだという。

24種類のプリセットを備えた10バンドグラフィックEQ/パラメトリックEQも装備。さらに、部屋環境を測定して音質最適化を行うルーム補正機能にも対応している。

また、高出力のアンプから発生する発熱対策も充実。主要部品から迅速に熱を移動させる銅製ヒートパイプ、大型アルミヒートシンク、リアルタイムで温度を調整する高精度PID制御機能を内蔵し、熱による性能低下を防止してあらゆる音量で安定したパフォーマンスを発揮すると説明している。

安定した音質を得るため放熱構造にも配慮

入力端子はHDMI ARC、光デジタル、ライン(RCA)を搭載し、デュアルバンドWi-Fi 6とBluetooth 5.3によるワイヤレスオーディオにも対応。「WiiM Home」アプリから、Amazon Music、Qobuz、Spotifyなどさまざまな音楽ストリーミングサービスへシームレスに接続したり、宅内の各部屋をまたいだマルチルーム再生、スマートホーム連携などを利用できる。

アルミ製の筐体前面には3.5型のタッチスクリーンとロータリーノブを配置。再生情報やアルバムアート、VUメーター、設定メニューなどをクッキリと表示し、レスポンスよく操作できる。また、マイク内蔵のアルミ製充電式リモコン「WiiM Voice Remote 2」が付属する。外形寸法は200W×76.2H×211Dmm、質量は2.45kg。

 

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