WiiM、DAC内蔵小型プリメインアンプ「Vibelink Amp」。PFFB技術で歪み低減
エミライは、同社取り扱いブランドWiiM(ウィーム)から、DAC内蔵プリメインアンプ「WiiM Vibelink Amp」を8月1日に発売する。価格はオープンだが、税込52,800円前後での実売が予想される。
WiiM Vibelink Ampは、幅と奥行きが各200mm、高さ63mmというコンパクトサイズに、最大192kHz/24bit対応の光デジタルおよび同軸デジタル、およびRCAアナログ入力を装備。デジタルとアナログ両方の入力に対応するDAC内蔵プリメインアンプとなる。「WiiM Ultra」など同社製ストリーマーとの完璧な互換性を持つ設計だと同社は説明している。
新たにポストフィルターフィードバック(PFFB)技術を採用したD級アンプを搭載。これによって音の歪みを低減、明瞭度を向上させ、異なるスピーカーの負荷に対しても一貫した音質を提供するとしている。一般的なアンプにおいて課題となる負荷依存のパフォーマンス変動に対して、PFFBはこれらの不一致を動的に補完し、より正確でバランスの取れた自然なサウンドを提供するのだという。
DACおよびアンプ部には、ESS社製プレミアムDACチップ「ES9039Q2M」、TI社製アンプチップ「TPA3255」、TI社製オペアンプ「OPA1612」を6個搭載。上述のとおりデジタル入力時は最大192kHz/24bitまでのハイレゾオーディオに対応する。また、可変サンプリングレートおよびビット深度のシームレスな管理によってポップノイズを抑制するという。
アナログ入力時はアナログ-デジタル変換(ADC)を回避するシステムを採用。AD変換によるアナログ信号の不必要な処理や劣化を回避し、最も純粋なアナログ体験を提供するとしている。
出力は8Ω時でチャンネルごとに最大100W、4Ω時でチャンネルごとに最大200W。銅製ヒートパイプや大型アルミニウムヒートシンクの搭載、精密なPID制御によるリアルタイム温度調整によって、高出力の増幅時の発熱の抑制を図っている。
ボディを一体成型のアルミニウムシャーシにすることで耐久性などにも配慮。そのほか、30分または60分の非アクティブ状態で自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能なども備えている。
THD+Nは≤0.0005%で、SN比は≥120dB、周波数特性は20Hz - 20kHz(±0.5dB)。スピーカー端子はバナナプラグに対応。そのほか12Vトリガー入力や3.5mmステレオミニ端子も備えている。クイックスタートガイド、電源ケーブル、RCAケーブル、光ケーブル、バナナプラグ×4、トリガーケーブルが付属する。
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