相模湖交流センター・ラックスマンホールにて

「バレエ・フェスティバル in 相模湖」、盛況のうちに閉幕

公開日 2025/03/07 19:22 季刊・アナログ編集部
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神奈川県立相模湖交流センターのラックスマンホールにて、2024年12月から約3か月にわたり開催された「バレエ・フェスティバル in 相模湖」。バレエに関連する様々な展示や体験が催され、3月1日には最後のプログラムである「《バレエを観る》舞踊への誘(いざな)い」が実施、翌2日盛況のうちに閉幕した。
 
3月1日に行われたのは、チャイコフスキーのバレエ組曲「眠れる森の美女」「白鳥の湖」の一部の公演。

「眠れる森の美女」は山田琴音、安村圭太(東京バレエ団)、安田幹(谷桃子バレエ団)ほか、「白鳥の湖」は井関エレナ(元ベルリン国立バレエ団)、清水健太(元ロサンゼルスバレエゲストプリンシパル)等、錚々たるバレエダンサーによる素晴らしいバレエが繰り広げられた。

「眠れる森の美女」より
 
「白鳥の湖」より
 

この日のバレエ公演の音声には、1月25日に行われたプログラム「《バレエを聴く》Vol.2 オーケストラで聴くバレエ音楽」にて収録されたオーケストラの演奏が使用された。相模湖交流センターの松田善彦氏がレコーディングおよびミックスを手がけた音であり、3月1日の公演ではステージ脇にセッティングされたラックスマンのプリアンプとパワーアンプ、およびFOCALのスピーカーシステムで再生された。

相模湖交流センター 松田善彦氏
 
音声の再生に使用された、ラックスマン「C-10X」、「M-10X」(2台)、フォーカルの「Scala Utopia Evo」

 

相模湖交流センターのラックスマン・ホールは音響的にも評判の高いホールであることも手伝い、クオリティの高い、自然な再生音であった。
 
チャイコフスキーの三大バレエをテーマにした本イベントは、無料で本格的な踊り手や演奏家のステージが堪能できるということで、どの回も満席。家族連れも多く訪れていた。
 
バレエ・フェスティバル in 相模湖で行われたメニューは以下の通り。
 
【2024年12月7日】
《バレエを聴く》Vol.1 ピアノで聴くバレエ音楽/同時開催:バレエ衣装の魅力を体験 Vol.1 
三大バレエ作品のひとつ、『くるみ割り人形』。 その物語を彩る音楽を、解説を交え、日本の名手によるピアノ演奏でお届けした。出演:若林顕(ピアノ)、奥田佳道(司会)
 
【2025年1月25日】
《バレエを聴く》Vol.2 オーケストラで聴くバレエ音楽
三大バレエ作品として有名な『眠れる森の美女』と『白鳥の湖』の音楽を、迫力ある生のオーケストラで披露。初めてバレエ音楽に触れる方も楽しめた解説付きの演奏会。
出演:湯川紘惠(指揮)横浜シンフォニエッタ(管弦楽)奥田佳道(司会)


【2025年2月12日〜3月2日】
バレエ衣装の魅力を体験 Vol.2

バレエ衣装をまとったダンサーの写真パネルや映像の他、実際のバレエで使用されている衣装やティアラなどを展示 
 
【2025年2月22日】
バレエのエッセンスを体験 Vol.2
バレエダンサーが行っているストレッチの一部を初心者向けにアレンジし、レクチャーつきでレッスン
 
 【2025年3月1日】
《バレエを観る》舞踊への誘(いざな)い /同時開催:バレエのエッセンスを体験 Vol.3
出演:〈MC〉横山茉美
〈バレエ組曲『眠れる森の美女』〉山田琴音、安村圭太(東京バレエ団)、安田幹(谷桃子バレエ団)、星なつみ、甲斐みち穂、南茂彩華、横山茉美、他ヤマダバレエスタジオ
〈バレエ組曲『白鳥の湖』〉井関エレナ(元ベルリン国立バレエ団)、清水健太(元ロサンゼルスバレエゲストプリンシパル)、他RBSバレエカンパニー

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