客足回復。年末年始にじっくりオーディオを楽しみたいと購入するお客様も

2025年オーディオ業界のキーワードは「ネットワーク」<販売店の声・売れ筋ランキング12月>

公開日 2025/01/29 11:09 編集部:竹内 純
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売れ筋データをご提供いただいている各店舗のご協力のもと、毎月お届けしている「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に寄せられた、最前線からの熱い声をご紹介する。

■2025年オーディオ業界のキーワードは「ネットワーク」
オーディオスクエアは開業20周年を迎え、2024年末までは記念イベント「周年祭」を開催しておりました。最近の商品の動きとしては、ネットワークオーディオ関連の引き合いがかなり増えてきているのが目を引きます。注目を集めている話題の「Qobuz」だけでなく、音楽再生ソフトウェア「Roon」に対する注目度も、ここに来てまた上がってきています。2025年のオーディオ業界の注目と期待はやはり「ネットワーク」でしょうか。(オーディオスクエア相模原店)

デノン「DNP-2000NE」

Eversolo「DMP-A6」

■客足回復。年末年始にじっくり楽しみたいと購入するお客様も
12月に入るとお客様の数もいくらか戻ってきた感じです。2024年の年末から2025年の年始にかけては、カレンダーの並びから9連休の大型連休となっているところが少なくないようで、購入されたオーディオを年末年始のこの機会にじっくり楽しもうと、年内の納品を希望されるお客様が多く見受けられました。(四日市無線)

■市場を元気づける活躍が目につくラックスマン
スピーカーの定番ブランドとも言える「Bowers & Wilkins」「JBL」など中心モデルの動きがあまり芳しくありませんでした。そのため、全体の売上げにも伸長が見られず、年末12月とは思えないような非常に厳しい状況となっています。しかし、そうしたなかでも明るい動きは見られ、とりわけ元気な動きを見せているのがラックスマンです。プリメインアンプ「L-505Z」が大変好調に推移しています。(テレオン)

ラックスマン「L-505Z」

ラックスマン「NT-07」

■感情を揺さぶる「体験型」の提案がますます大事になる
2024年は1年間を通して、新築住宅の価格が上がり、ホームシアターのビジネスにとっても逆風と言え、大変厳しい年となりました。それだけに、ホームシアターの魅力や感動をきちんとお伝えするためには、お客様の感情を揺さぶって販売する「体験型」の提案が一層大事になってきます。これまで以上に力を入れていきたいと思います。(ダイナミックスカスタマイズ)

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