「KH 120」の後継

ノイマン、パワードスタジオモニター「KH 120 II」。旧モデルになかったDSP機能を搭載

公開日 2023/07/31 12:34 編集部:松永達矢
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ゼンハイザージャパンは、ドイツ・ノイマンのスタジオモニター「KH 120 II」を発売した。価格はオープンだが、税込135,000円前後での実売が予想される。

「KH 120 II」

2010年発売のパワードモニタースピーカー「KH 120」の後継となるモデル。先代モデルのコンセプトを踏襲しながら、旧モデルには無かったDSPを新たに搭載。別売の測定用マイク「MA 1」を用いたルームキャリブレーションに対応する。

なお、本モデルのバリエーションとして、DanteやRavenna、Q-LANといった異なるネットワーク規格で構築されたシステム間でもオーディオ信号を送受信する規格AES67に対応する「KH 120 II AES67」を用意するが、こちらの発売日・価格は未定となっている。

ウーファーユニットは、歪みの低減とSPL性能を大幅に向上させた新開発の5.25インチを装備。トゥイーターサイズは1インチとなる。内蔵アンプはクラスDで、ウーファーに最大145W、トゥイーターに最大100Wの出力を供給する。一方で、アイドル時の消費電力はわずか17W、自動スタンバイ機能を使用すれば、消費電力を0.3Wに抑えることができる。

周波数特性は44Hz - 21kHz(±3dB)、最大音圧レベルは110.8dB SPL(100Hz、6kHz平均)、クロスオーバー周波数は1.7kHz。アナログ入力はXLRを装備する。外形寸法は182W×287H×227Dmmとなる。

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