「AP-0」をベースとしたアップデートモデル

由紀精密のアナログプレーヤーがふるさと納税返礼品に。寄附金額1320万円

公開日 2023/04/20 11:55 編集部:松永達矢
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精密部品加工を手がける由紀精密は、本社を置く茅ヶ崎市のふるさと納税返礼品としてアナログプレーヤー「AP-01」を登録した。寄附金額は13,200,000円、発送は5月以降を予定する。

「AP-01」

今回返礼品として登録された「AP-01」は、同社初のオーディオ製品として2020年に完全受注生産を実施した「AP-0」の特徴的な外観はそのままに、電気系統の刷新、安定性の追求、静電気やレコード品質への配慮などを図ったアップデートモデル。全国約250の自治体にふるさと納税事業の支援サービスを提供するレッドホースコーポレーションによるサポートを受け、楽天ふるさと納税、ふるなびなど複数サイトで4月4日から寄付受付を開始している。

AP-01の返礼品登録について由紀精密は「アナログレコードプレーヤーは多くの名機が存在します。私たちは『溝に刻まれた信号を物理的に織り出す精密機械』と位置づけ愚直に開発しましたが、その結果、シンプルながら剛性の高い独特のプレーヤーが仕上がりました。レコードを愛するすべての人に聴いて頂きたいプレーヤーです」と、その完成度の高さをアピールする。

登録サポートを行ったレッドホースコーポレーション担当者は「2022年夏頃から返礼品としてお話をいただき、そこから掲載まで、様々な壁にぶつかり時間もかかりましたが、事業者様へご訪問などもさせていただき、連絡を取り合いながら半年をかけ、茅ヶ崎市ふるさと納税の返礼品としても掲載ができました」と背景を語ると共に、今後も海などの観光地のイメージが強い茅ヶ崎市の地元企業をさらにPRしていき、寄附・地域貢献に繋がるようサポートを続けると意気込む。

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