DSD音声動画の一般家庭へのライブ配信は世界初

コルグ「Live Extreme」、RITTOR BASEに常設。大友良英×小山田圭吾ライブをDSD配信

2023/04/07 編集部:小野佳希
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コルグは、同社が開発した4K/ハイレゾ対応配信システム「Live Extreme」が、リットーミュージックの多目的スペース「RITTOR BASE」に常設導入されたと発表。同所からのLive Extreme配信第1弾として、4月8日に、大友良英と小山田圭吾による即興演奏ライブをDSD音声で生配信する。

RITTOR BASE

大友良英と小山田圭吾によるライブは、16時開演の1stセットと、19時開演の2ndセットの2回。オンライン視聴チケット料金は各セット3,300円(税込)で、ライブ終了後から4月15日23時までアーカイブ配信も視聴できる。

大友良英と小山田圭吾による即興演奏ライブをDSD音声で生配信

Live Extremeは発表当初よりDSDに対応していたが、これまではプレスイベントやパブリックビューイングなど視聴者が限定された環境でしか利用されてこなかった。コルグによれば、本公演はDSD音声による動画が⼀般家庭にライブ配信される世界初のイベントだという。なお、配信プラットフォームには、輝日が展開している「eContent」を使用する。

公演は、Live Extremeの副音声配信機能を利用して、PCM音声と同時配信。このため、視聴者がDSD対応機器を持っていない場合でも、PCMロスレス音声による高音質配信を楽しめる。

配信する音声はDSD 2.8MHz、PCM 96kHz/24bt、PCM 44.1kHz/16btの3種類を選択可能で、映像はフルHDでの配信。音声は公演中にも選択を切り替えることができる。

大友良英と小山田圭吾は、昨年11月にリリースされた世界中のミュージシャンによる坂本龍一へのトリビュートアルバム『A Tribute to Ryuichi Sakamoto - To the Moon and Back』に参加し、大友は「WITH SNOW AND MOONLIGHT - SNOW, SILENCE, PARTIALLY SUNNY」を、小山田は「THATNESS AND THERENESS」をそれぞれ演奏。

その後、今年の元日に放送されたJ-WAVEの番組「レディオ・サカモト」で、坂本の代演として小山田圭吾がホストを務めた際、ゲストとして大友良英が招かれ意気投合。デュオによる即興演奏ライブが実現することとなった。今回の即興演奏ライブも、“坂本龍一の音楽”が重要なキーワードとなるだろうとしている。

配信はPCやスマートフォンのブラウザを通して視聴できるため、専用アプリのインストールなどは不要。Google ChromeやApple Safariが48kHz/24bit再⽣をサポートしている。一方、今回のDSDやPCM 96kHz/24bitのようなハイレゾ音声をフルで楽しみたい場合には、PCにハイレゾ対応DACを接続して再生する必要がある。再生法およびデモ音源はLive Extreme公式サイトにて公開されている。

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