オーディオ専門店からの提案を受け開発

Conclusion、音質劣化を可能な限り抑えたスピーカーセレクター「C-SS1」のクラファンを開始

公開日 2023/01/17 14:35 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
港北ネットワークサービス(株)は、同社オーディオブランドConclusion(コンクルージョン)より、最高音質を追求したスピーカーセレクター「C-SS1」を発表。クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて支援プロジェクトを開始した。

支援価格はスタンダードプランが69,300円、数量限定のEarly Bird(早割)プランが66,000円。プロジェクト実施期間は2023年2月14日までで、目標総額は600,000円となっている。プロジェクト成立後の製品発送は2023年4月頃を予定する。

「C-SS1」

複数のスピーカーを使い分ける場合に便利なスピーカーセレクターとして、こだわりの設計により可能な限り音質劣化を抑えたという製品。同社の高音質ラインセレクター「C-AS1」を導入していた東京・吉祥寺のオーディオ専門店、ハードオフオーディオサロン吉祥寺店の宮澤康久店長から提案を受け、本モデルの開発に至ったという。

一般的なスピーカーセレクターでは切り替えにロータリー式やプッシュ式を採用し、またマイナス側をアースに落としていることが多いのに対し、本モデルではプラス/マイナスそれぞれにリレーを採用。

さらに、微細な表現を必要とする小信号から、急激に変化する大電流の信号まで幅広く含まれるスピーカー信号に対応するため、大電流リレーと小信号リレーを分割しパラレルに配置した。小信号リレーは金接点を採用したクロスバー接点で、微小な信号もロスなく伝達できるとしている。

こだわりの設計により、可能な限り音質劣化を抑制した

加えて安全性にも配慮したタイムディレイ制御を搭載。大電流リレーが先にオンになってから小信号リレーが接続され、またオフの場合は小信号リレーから先に切れることで、小信号リレーへの大電流の流入を防止している。

ほか、ターミナルの固定金具には非磁性体の真鍮を採用し、信号に伴う磁場の発生を抑制。機器はアンプ1系統+スピーカー3セット、またはスピーカー1セット+アンプ3系統の組み合わせで接続ができる。リスニングポジションから切り替え操作が可能なリモコンも付属する。

アンプ1系統+スピーカー3セット、またはスピーカー1セット+アンプ3系統の組み合わせで接続が可能

外形寸法は430W×80H×250Dmm、質量は4kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE