音量調節用リモコン搭載やデザイン刷新も

オーディオデザイン、フォノイコを搭載した新プリメイン「DCPMA-100RE」。10/31まで特別価格で販売

公開日 2022/10/04 17:08 編集部:杉山康介
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オーディオデザインは、プリメインアンプの新モデル「DCPMA-100RE」を10月3日より発売した。価格は605,000円(税込)だが、同社オンラインショップでは10月31日まで発売記念の特別価格550,000円(税込)で販売している。

DCPMA-100RE

同社のプリメインアンプ「DCPMA-100」に音量調節用リモコンとフォノイコライザーアンプを追加し、デザインのリファインを行ったモデル。

ステッピングモーターをマイコンで制御する高機能リモートコントローラーを搭載。リモコンを使わないときはステッピングモーターを休止させることで、手動でボリュームを回す際の抵抗をなくし、滑らかな回転を維持しているという。

また、音量調整は通常速度(2.7°間隔)/微調整(0.9°間隔)/高速調整(18°間隔)の3段階を実装し、自在な調整を可能とした。製品には汎用リモコンが付属する。

フォノイコライザーアンプは、超低ノイズOPアンプ「LT1028」を各チャンネルに1個ずつ使用したNF型のアンプを新規開発して採用。これまでに得られたノウハウを注ぎ込んだ、高S/Nで実用性の高いフォノイコライアンプだという。

新たにフォノイコライザーアンプを開発して搭載

対応カートリッジは裏面スイッチでMM/MC切り替えが可能。入力インピーダンス/利得/S/NはMM時が47kΩ/47dB/92dB(A,@5mV)で、MC時が100kΩ/67dB/75dB(A,@0.5mV)。同社は「一般の単体フォノイコライザーアンプと比較しても引けを取らない実力」を備え、万人に満足してもらえる音質だとアピールしている。

加えてフロントパネルの仕上げをブラスト処理、ツマミの天面をスピン仕上げに変更しつつ、レイアウトも刷新。インシュレーターもアルミ製で制振ゴム付のものに変更されている。

そのほかの部分は前モデルと同じで、アンプ部はオリジナル設計の完全ディスクリートで構成。電源部では電解コンデンサにニチコンの最上位“KGシリーズ”、トランスに320VAの大型のRコア・トランスを採用。電源部の整流にショットキーダイオードを使用するなどの特徴も引き継がれている。

入力はXLR×2、RCA×3、フォノ×1に加え、パワーアンプ入力をXLR、RCAで1系統ずつ装備。外形寸法は460×490×125mmで、質量は18kg。先述のリモコンのほか、ACケーブルと取扱説明書が付属する。

製品の背面部

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