兄弟モデル「ES9027PRO」シリーズも登場

ESS、第4世代Hyperstream搭載の新フラグシップDAC「ES9039PRO」。MQAレンダラー内蔵の「ES9039MPRO」も

2022/05/17 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ESS Technologyは、オーディオ用DAコンバーターの新たなフラグシップとなる「ES9039PRO」と、その兄弟モデル「ES9027PRO」を発表した。それぞれハードウェアMQAレンダラーを内蔵した「ES9039MPRO」「ES9027MPRO」も合わせてラインナップし、いずれもESSの特許技術である第4世代「Hyperstream IV」モジュレーターを搭載する。

ESSが新オーディオ用DAC「ES9039PRO」/「ES9027PRO」シリーズを発表

「ES9039PRO」ならびに「ES9039MPRO」は、8ch対応超低ノイズDACコンバーターで、ダイナミックレンジ(DNR)は132dB、チャンネルあたりのTHD+Nは-122dB、モノラルモードでのDNRは140dBとなっている。チップ形状は64ピン QFPパッケージが用意される。

一方の「ES9027PRO」「ES9027MPRO」も、同じく8ch対応超低ノイズDACコンバーターだが、ダイナミックレンジ(DNR)は124dB、チャンネルあたりのTHD+Nは-112dBとなっている。チップ形状は48ピン QFPおよびQFNパッケージが用意される。

第4世代に進化したHyperstreamモジュレーターは、従来世代と比べて電力消費を大きく低減し、それに伴いデジタルノイズも抑制。音楽再生における微細なニュアンスをより「実在感高く」表現できるとしている。

「ES9039PRO」ならびに「ES9027PRO」シリーズは、TDM、I2S、LJ、RJ、DSD、DoP、S/PDIFなど複数の入力インターフェースに対応。またさまざまなプログラムを組み込むこともでき、プログラミングを容易にする新しいハードウェア(HW)モードも搭載する。

あらかじめプログラムされたフィルターも用意されており、時間軸方向の精度高いパフォーマンスや、正確な信号保持も実現可能としている。とくに「ES9039PRO」シリーズには、オーディオファンに向けたプログラム可能なFIRフィルターも搭載されるという。

これらの製品は、民生用のオーディオ機器のみならず、ミキシング・コンソールやプロオーディオ機器、オーディオ・プロセッサーや測定器などでの使用も想定しているとのこと。

ESSのセールス&マーケティングを担当するRobert Wong氏は以下のようにコメントしている。

「ESSテクノロジー社は、何年にも渡り非常に高いDACパフォーマンスを実現してきた会社であると自負しています。最新のES9039PROならびにES9027PROシリーズは、我々の市場に対するリーダーシップをさらに強固にするものと考えており、顧客のみなさまのシステムのさらなる改善を実現できるものと期待しております。そしてなにより、ユーザーはさらに優れた音質を享受することができるでしょう」

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