真空管の魅力がたっぷり

『季刊analog vol.73』本日発売、第1特集は「真空管アンプの魅力」

公開日 2021/10/01 16:13 季刊analog編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日10月1日(金)、全国の書店およびオンライン書店にて、『季刊 analog73号』が刊行された。

『季刊analog vol.73 』10月1日全国一斉発売。1,680円(税込)

第1特集は「真空管アンプの魅力 アンプビルダーの“球”へのこだわり」である。

真空管アンプ特集の扉。秋の夜長は真空管アンプを楽しもう

トーキー映画が見られるようになった1930年代に作られたアンプといえば真空管アンプであり、そこから1950-60年代にトランジスター、そしてICへと移行するまでは皆、真空管アンプだった。

オーディオ全体が様変わりした中で、現在、真空管を使ったアンプをなぜ作るのか。その魅力、またアプローチはどんなものがあるのだろう? というところを、今回の特集で掘り下げている。

特集はまず、「球の話から始めよう 真空管アンプの基礎講座」として、真空管の愛好家である岡田 章氏によるレクチャーを、 “真空管女子” である飯田有抄氏が、音楽心たっぷりにまとめている。 

真空管アンプ特集内、「“球”の話から始めよう」

各ブランドの思想と、代表モデルの音に触れたレポートは、トライオード、ラックスマン、フェーズメーション、オーディオノート、CSポート、山本音響工芸、サンオーディオ、エアータイト 、オーロラサウンド、テクノクラフトオーディオデザイン、レーベン、音門と国産ブランドが名を連ねた。

各ブランドの真空管アンプに触れる。代表モデルの音も聴く

海外ブランドでは、オクターブ 、メロディ、そしてハイブリッドアンプであるイプシロンも登場する。

直熱型三極管を使った小出力のアンプの良さを活かすアプローチをしたブランド、先進設計の大出力アンプまで、管球アンプの世界は今、各社の思想がそれぞれに際立っている。

特集内ではこのほか「10万円以下の真空管アンプ 」「オールド真空管アンプの魅力 プリのマランツ、パワーのマッキントッシュ」「真空管アンプのお手入れ」なども掲載。充実した特集となっている。ぜひお手にとってお読みいただきたい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE