ストレージはユーザー自身で用意

Aurender、ハーフサイズのCDリッピングサーバー「ACS100」

公開日 2021/03/26 10:00 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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エミライが取り扱うAurenderより、ハーフサイズのCDリッピングサーバー「ACS100」が本日3月26日より発売となる。価格は495,000円(税込)。カラーはブラックとシルバーをラインアップする。

aurender「ACS100」

「ACS100」は、上位モデル「ACS10」と同様、CDリッピング機能やストリーミングサービスへの連携もできるオーディオサーバーだが、サイズをハーフサイズとし、価格も6割程度に抑えられている。USB-DACを接続することでネットワークトランスポートとしても利用できる。

本製品には標準ではストレージは搭載されておらず、販売店またはユーザー自身でストレージのセットアップが必要となる。背面パネルに、2.5インチ高さ7mmのストレージを装着可能なスロットを2基搭載している。

「ACS100」の背面パネル。ストレージ搭載スロットを2基搭載、オーディオ出力専用のUSB端子を搭載する

USBポートはUSBオーディオクラス2.0に対応。再生サンプリングレートは、最大PCM768kHz/32bit、DSD22.5MHzとなっている。TEAC製のスロットローディングCDドライブを専用設計で搭載し、精度の高いリッピングを実現するとしている。

「ACS100」の内部構造。TEAC製CDドライブを搭載する

専用アプリ「Aurender Conductor」(iOS/Android対応)で操作が可能。ハイレゾを含むローカルライブラリの音源はもちろん、TIDALやQobuzなどのストリーミングサービスも一元的に管理できる。

また、データ編集用に「ACS Manager Companion」アプリも用意されており、CDリッピング環境設定、コピーや移動、重複チェック、タグエディタとして利用できる。

LANポートは二重絶縁されており、LAN接続によって発生するノイズがサーバーやプレーヤーに混入することを防止している。また、電源部には無停電電源装置(UPS)を組み込んでおり、万一の停電時にもオーディオシステムやデータを保護し、完全にシャットダウンができる。

オプションとしてMQAコアデコードにも対応する。サイズは215W×111H×257Dmm、質量は5.0kg。

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