同社パワーアンプ用のボリュームコントローラー/インプットセレクター

スペック、同社パワーアンプ専用の“ピュア・ダイレクトコントローラー”「RPA-MGC」

2021/03/22 編集部:成藤 正宣
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スペックは、同社パワーアンプ専用のボリュームコントローラー/インプットセレクター「RPA-MGC」を4月下旬より受注生産にて発売する。価格は440,000円(税込)。

「RPA-MGC」

同社パワーアンプで推奨されている“ピュア・ダイレクトシステム”に対応したボリュームコントローラー。ソース機器からの音楽信号を最大レベルのままパワーアンプに伝送し、音量調整はパワーアンプ内蔵のアナログ電子アッテネーターをコントロールすることで行う。

ソース機器からの音楽信号を大きくレベルを絞ってパワーアンプに届ける一般的なプリアンプ接続と比較して、音量を絞った際も微細信号を失うことなく伝達/増幅が可能としており、同社のモノラル・パワーアンプ「RPA-MG1」、およびステレオ・パワーアンプ「RPA-MG5GT」との組み合わせで「理想的な信号伝達を実現する」と謳っている。

同社パワーアンプ専用のボリュームコントローラー。入力切り替え機能も搭載

また、一般的なプリアンプのインプットセレクターと同様にソース切り替え機能も搭載。音楽信号をそのまま伝送できるパッシブ方式の回路設計で、切り替えスイッチには、測定器で使われるものと同等の高精度部品を採用している。

筐体構造も同社パワーアンプの思想を踏襲。豊かで自然な響きを再現するというスプルース材の一体型パネル、カエデ材の先端にヒッコリー材を埋め込んだハイブリッド構造のインシュレーターを搭載する。

筐体構造も同社パワーアンプを踏襲する

同社アンプに対応する専用リモコンも付属し、アンプ本体で設定した音量に対して、上下9段階、およそ±10dBの範囲で音量調整が可能。アッテネートボタンを押すことで、瞬間的に-20〜-30dBまで音量を下げることができる。

リモコンが付属

入力端子はXLR×3系統/RCA×2系統、出力端子はXLR×1系統/RCA×1系統を搭載。出力は切替なしの同時出力となる。外形寸法は450W×180H×456Dmm、質量は17kg。

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