3モデルをラインナップ

FOCAL、新スピーカーシリーズ「CHORA」。4年以上研究を重ね振動板を新開発

2019/11/01 編集部:川田菜月
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ラックスマンは、同社が取り扱うFOCALブランドより、スピーカー新シリーズ「CHORA(コーラ)」を発売する。

スピーカー新シリーズ「CHORA(コーラ)」

・ブックシェルフ型2ウェイ・スピーカーシステム「CHORA 806」¥98,000(税抜/ペア)2019年11月下旬発売
・トールボーイ型2.5ウェイ・スピーカーシステム「CHORA 816」¥196,000(税抜/ペア)2020年初春発売
・トールボーイ型3ウェイ・スピーカーシステム「CHORA 826」¥220,000(税抜/ペア)2019年11月下旬発売
・CHORA 806専用スタンド「CHORA 800 Stand」¥38,000(税抜)2020年初春発売

CHORAシリーズは、創業40周年アニバーサリーモデル「SPECTRAL 40th」に続き、今年9月に発表された新たなベーシックライン。4年以上の研究を重ねて新開発したφ16.5cm “Slatefibercone” をミッドレンジとウーファーの振動板に採用している。

Slatefiberconeは炭素繊維に熱硬化性ポリマーを含浸して成形した新たな複合材で、軽量かつ高剛性、また優れた振動減衰特性も兼ね備えている。これにより、ミッドレンジは高いバランス特性を発揮、ウーファーはダイナミックで豊かな低域再現を実現したとする。航空・自動車分野以外で音響機器に採用したのは世界初とのこと。

高域には上級機と同形状となるインバーテッドドームを搭載。素材はアルミマグネシウムを採用し、軽量で高剛性、優れた振動減衰特性を兼ね備えており、より一層の低歪みを実現したFOCAL独自のトゥイーターユニットとなる。2,000Hzから3,000Hz帯域における歪みを大幅に改善、伸びやかで素直な高域を獲得したとする。

ウッドキャビネットはブラック/ダークオーク/ライトオークの3種類。ブックシェルフ型のCHORA 806には専用スタンドCHORA 800 Standも用意される。なおトールボーイ型のCHORA 816、CHORA 826には専用のアンダーベースを付属。傾斜角を設けることで、高品位な音場感と正確な音像定位を実現できるという。

CHORA 806は、φ25mm TNF Al/Mg インバーテッド・ドーム・トゥイーターとφ16.5cm スレートファイバー・ミッドウーファーを1基ずつ搭載。クロスオーバー周波数は3,000Hz、定格インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは89dB。周波数特性は58Hz - 28kHzとなる。外形寸法は210W×431H×270Dmm、質量は7.35kg。

CHORA806

CHORA 816は、φ25mm TNF Al/Mg インバーテッド・ドーム・トゥイーター、φ16.5cm スレートファイバー・ミッドウーファー、φ16.5cm スレートファイバー・ウーファーの3ユニットを各1基ずつ搭載。クロスオーバー周波数は270Hz - 2,700Hz、定格インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは89.5dB。周波数特性は50Hz - 28kHzとなる。外形寸法は303W×1,023H×388Dmm、質量は18.5kg。

CHORA816

CHORA 826は、φ25mm TNF Al/Mg インバーテッド・ドーム・トゥイーターとφ16.5cm スレートファイバー・ミッドウーファーを1基ずつ、φ16.5cm スレートファイバー・ウーファーを2基搭載。クロスオーバー周波数は270Hz - 2,700Hz、定格インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは91dB。周波数特性は48Hz - 28kHzとなる。外形寸法は303W×1,053H×388Dmm、質量は21.15kg。

CHORA826

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