日本レコード協会が発表

'18年3Qの音楽配信、ストリーミングのシェアが半数以上に

公開日 2018/11/21 19:00 編集部:平山洸太
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日本レコード協会は、加盟全社の集計による2018年第3四半期(7月〜9月)の音楽配信売上実績を発表。2018年第3四半期の音楽配信売上は、前年同期比108%の157億1千万円となった。


ストリーミングが前年比127%の85億5,700万円と市場をけん引。音楽配信売上金額の区分別シェアでは、ストリーミングが54%、ダウンロードが39%となった。なかでもストリーミング広告収入は音楽が前年比346%、音楽ビデオが前年比155%と好調。

内訳だが、ストリーミングは「サブスクリプション/音楽」が76億1,300万円(前年同期比125%)で「サブスクリプション/音楽ビデオ」が1億2,400万円(前年同期比92%)。「広告収入/音楽」が7,500万円(前年同期比346%)、「広告収入/音楽ビデオ」が7億4,400万円(前年同期比155%)で、大きく広告収入を伸ばした。

ダウンロードは「シングルトラック」が2,386万ダウンロード(前年同期比93%)/39億2,500万円(前年同期比93%)、「アルバム」が195万ダウンロード(前年同期比86%)/21億8,800万円(前年同期比87%)。「音楽ビデオ」が21万ダウンロード(前年同期比85%)で6,400万円(前年同期比88%)と全体的に数字を落としている。

Master ringtones(着うた)はダウンロード回数が前年同期比74%の78万ダウンロードで、売上金額が前年同期比77%の7,900万円。Ringback tones(待ちうた/メロディコール)が前年同期比70%の536万ダウンロードで、売上金額は前年同期比71%の3億6,400万円となった。

その他のデジタル音楽コンテンツは、前年同期比134%の5億3,600万円を実績としている。

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