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DDC Lensで音の放射を最適化

【HIGH END】DYNAUDIO “Confidence” 7年ぶり刷新。トゥイーターがEsotar3へ進化

編集部:小澤貴信
2018年05月12日
独ミュンヘンで開催中のHIGH END 2018 MUNICHにて、DYNAUDIO(ディナウディオ)は新「Confidence」シリーズのスピーカーシステム3機種を発表した。

・「Confidence 50」 26,000ユーロ
・「Confidence 30」 19,000ユーロ
・「Confidence 20」 12,000ユーロ

Confidence 50

Confidence 30


Confidence 20

同社のハイエンド・スピーカーラインであるConfidenceは、従来シリーズが2011年に登場。今回、約7年ぶりに刷新されたかたちだ。なお、同社ラインナップにおいては、一昨年に発表されたひとつ下のラインである「Contour」に続く刷新となる。出荷時期については「2018年内」とアナウンスされていた。

新Confdenceにラインナップされるのは、3ウェイ・5スピーカーをバーチカルツイン配置したトップエンドのフロア型「Confidence 50」、3ウェイ・4スピーカーを備えたミドルサイズのフロア型「Confidence 30」、2ウェイ・2スピーカーのブックシェルフ型「Confidence 20」の3機種となる。いずれも従来からデザインを大きく変更している。

ブースにおけるデモの様子

様々な最新技術が盛り込まれたが、まず特筆すべきはトゥイーターの進化だ。従来機では特殊コーティング・ソフトドーム・トゥイーター「ESOTAR2」を搭載していたが、今回これを「ESOTAR3」へと進化させた(2016年発表の新ContourはESOTAR2を搭載。ESOTOR3は本シリーズが初搭載)。

後述するDDC Lensに収められた「Esotar3」トゥイーター

フロア型2機種については、ユニットを配置するフロントバッフルの形状を最適化することでによって空間の音響特性に左右されない音楽再生を可能にするという「DDC(Dynaudio Directivity Control)」テクノロジーを採用。DDCは従来から用いられてきたが、新たに建設された研究開発棟の最新設備で徹底した測定と実験を行うことで、その技術をさらに進化させたという。

DDC技術によるフロントバッフル部

同社の最新施設で徹底した測定を行い、DDC技術を進化させた

特にトゥイーター周辺のバッフル部は「DDC Lens」として独立しており、ESOTOR3トゥイーターの音の放射を最適化し、その性能を最大限引にき出すとしている。

DDC Lens

ミッドレンジおよびウーファーについては、ネオジウムマグネットによる磁気回路を刷新した。また、クロスオーバー回路もこれらに合わせて最適化されている。そのほか、ユニット背面のチャンバーの容積拡大、ボイスコイル部の通気の最適化なども進化ポイントとして挙げられている。

Confidence 50は、ESOTOR3トゥイーター×1、15cmミッドレンジ×2、18cmウーファー×2をバーチカルツイン配置。DDC技術によるバッフルおよびDDC LENSを採用したシリーズ最大のスピーカーとなる。

Confidence 30は、ESOTOR3トゥイーター×1、15cmミッドレンジ×1、18cmウーファー×2で構成される。やはりDDC技術によるバッフルおよびDDC LENSを採用したフロア型スピーカーとなる。サイズはConfidence 50より二回り以上小さい。

Confidence 20は、ESOTOR3トゥイーター×1、18cmウーファー×1で構成されたブックシェルフ型。本機もフロントバッフルを備えているが、DDCやDDC LENSは備えていない。専用スタンドも用意される。

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