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MPDトランスデューサーやRDT IIドライバーを搭載

【HIGH END】モニターオーディオ、旗艦機Platinumの技術を凝縮したコンパクトスピーカー「Studio」

編集部:小澤貴信
2018年05月14日
現地時間10日から13日にわたり独ミュンヘンで開催された世界最大規模のオーディオ見本市「HIGH END 2018 MUNICH」。MONITOR AUDIO(モニターオーディオ)は、旗艦シリーズ「Platinum Series II」の技術を継承しつつ、デザイン性も追求したスリムなブックシェルフ型スピーカー「STUDIO」を発表した。

MONITOR AUDIO「STUDIO」

カラーは3色を用意

同社スピーカーはフラグシップの「Platinum」を筆頭に、「Gold」「Bronze」などの各シリーズを展開しているが、本機はそれらのシリーズからは独立したモデルで、シリーズ展開の予定もないという。欧州での価格が1,300ユーロ(別売の専用スタンドは500ユーロ)で筐体もスリムにしつつ、フラグシップ直系のMPDトランスデューサーやRDT IIドライバーを採用するなど、戦略的なモデルと位置付けられているようだ。

同社試聴スペースでのデモの様子

トゥイーターに採用されたMPDトランスデューサーは、独自のハイルドライバー型トゥイーターだ。Platinum Series IIとは別のものだが、その技術も活用しながら、本機のために開発されたという。

トゥイーターの上下に配置された2基の4インチ・ウーファーは、C-CAM(セラミック・コーンテッドアルミニウム/マグネシウム合金)とカーボンファイバーをサンドイッチ構造としたユニットで、やはりPlatinum Series IIで採用されたドライバー技術となる。

エンクロージャーの背面上下にシンメトリー配置された横長の長方形バスレフポート「Hivi II Slot Port」も特徴。独自の形状および対象配置によって高速の空気の動きを可能とすることで、サイズを超えたパワフルさと優れた応答性を兼ね備えた低音再現を実現するという。

背面部の上下に横長のバスレフポートを搭載

クロスオーバー回路はその構成パーツを厳選。ハイグレードなポリプロピレン・フィルムコンデンサーや空芯コイルなどが用いられている。また、Platinum Series IIのために開発されたロジウムメッキ処理スピーカーターミナルが採用された。

スリムな筐体とミニマルなデザインも本機のキーポイントとのこと。また、スピーカーグリルをあえて用いないことで、音質とデザインそれぞれを向上させることも狙っている。

欧州では1ヶ月以内に出荷を予定。現時点で日本への導入は未定だという。

周波数特性は48Hz-60kHz、能率は86dB、インピーダンスは4Ω、クロスオーバーは2.7kHz、外形寸法は156.2W×340H×360.9Dmm。

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