マックスオーディオが主催

15日まで開催中「九州ハイエンドオーディオフェア」イベントレポート

2018/04/14 Senka21編集部:徳田ゆかり
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
福岡県のオーディオ専門店マックスオーディオが開催するイベント「九州ハイエンドオーディオフェア」が、本日4月13日から15日まで、福岡国際会議場4F特設会場にて開催されている。開催15回目となる今年も多くのブランドの注目製品が出展され、4Fの10部屋に展示試聴コーナーが設けられている。

会場の福岡国際会議場。博多駅からバスなどでアクセスできる

4Fの10部屋でさまざまな展示が

初日となった13日は平日にも関わらず、オープン当初から多くの方が来場。各ブースを回って試聴タイムにじっくりと耳を傾ける姿が見受けられた。本日を皮切りに3日間連続で来るのを楽しみにしている方など、来場者の熱気が感じられる。

会場正面玄関のイベントの看板
 
出展では“九州初上陸”と言われる製品も登場しており、中でも注目されるのは大型製品であるYG ACOUSTICSの超ハイエンドスピーカーSonja XV Jr.(ルームA)。そのほかにもTechDASのアナログターンテーブルAir Force V Premium(ルームJ)、DS AudioのDS-W2カートリッジとDS-W2イコライザー(ルームD)など様々に見受けられる。
 
14日(土)13:00からは特別イベントも開催される。(株)マックスオーディオ代表取締役社長の大原晴三氏が登場し、九州地区でおなじみの人気ラジオDJ・パーソナリティのDJ TOGGY氏を迎えての「アナログレコード講座」。アナログレコード誕生時から現在に到るまでのさまざまな事象に触れながら、SPレコード再生から現代の最先端のアナログシステムでの再生を通じて音楽を堪能していく。

(株)マックスオーディオ代表取締役社長の大原晴三氏
 
「アナログの再生には大きな魅力があります。いい音を出すために、レコードにも、カートリッジにも、プレーヤーにも手を加えるさまざまな要素があって、そのひとつひとつにチャレンジしていくことが面白い。それらが上手く作用して素晴らしい音が出ると幸せな気持ちになる。そういうことも含めて、アナログレコードを聴く楽しさをお伝えしたいのです」と語る大原氏。

「と言っても難しい内容ではなく、DJ TOGGYさんが一般の音楽ファンの目線で質問してくださる色々なことに、わかりやすくお答えしていこうと思います」とのこと。ぜひお楽しみにしていただきたい。
 
本イベントでは、ヴィンテージの展示販売コーナー、オーディオアクセサリーの販売コーナー、CD/LPソフトの販売コーナーも展開されているほか、展示品はその場で販売される「展示即売会」となっている。魅力的な製品を体感し、オーディオの世界をおおいに堪能してみてはいかがだろうか。


以下、それぞれの部屋の主な出展をご紹介する。

*ルームA

セッティングを待つYG ACOUSTICSの超ハイエンドスピーカーSonja XV Jr.。九州初披露となる

フィンランドのブランドPENAUDIOのスピーカーCENYA Signature。手作業によりスライスした木材をプレスして作り上げられた特徴的なエンクロージャー


KUZMAのアナログプレーヤーSTABIS COMPRETE SYSTEM IIとトーンアーム4POINT 9

ドイツAFIのレコード・フラットナー&リラクゼーションflat.(フラットドット)


温度コントロールしながらレコード盤をプレスし、反りを矯正する


ECLIPSEは小型スピーカーを展開

CDレシーバーとECLIPSEスピーカーがパッケージされたホームオーディオシステムCDR1も

*ルームB

SPECの展示はネットワークプレーヤーRMP-X1を中心にしたシステムで聴かせる

LUXMANのシステムをFOCALのスピーカーScala Utopia EVOで再生


中央にはラックスマンのシステムがずらり
*ルームC

estelonのスピーカーシステムYB

Mark LevinsonのプリアンプNo523、パワーアンプNo536、アナログプレーヤーNo515、オーディオプレーヤーNo519のシステムをREVELのスピーカーF-228BEで再生

*ルームD

lumenwhiteのスピーカーシステム新製品Kyara

ReedのトーンアームReed 5T、ターンテーブルMuse1C BF


DS AUDIOのDS-W2カートリッジ。右側はスタイラスチップクリーナーST-50

DS AUDIOのDS-W2イコライザー

*ルームE

リンのKLIMAX LP12

KLIMAX LP12でアナログ再生

*ルームF プロジェクターやAVアンプとスピーカーによるシアターシステムを展開

*ルームG

アキュフェーズのDDS方式のチューナー新製品T-1200、プリメインアンプE-270、CDプレーヤーDP-430

アキュフェーズのモノフォニックスパワーアンプA-250、プリアンプC-3850、パワー・アンプP-7300のシステム。スピーカーハヤマハのNS-5000

*ルームJ

キソアコースティックはスピーカーシステムHB-X1を再生。床面にはオーディオカーペットSAC-1016を設置

キソアコースティックが展開するオーディオアクセサリーのシリーズShizukaの展示


TechDASのアナログターンテーブルAir Force III Premium

CAD(コンピューター・オーディオ・デザイン)の、アースノイズを除去する「Ground Control」製品


CAD GC1 と CAD GC3を展示していた

*ルームK

フェーズメーションはMC昇圧トランスT-2000を聴かせるシステムを展開

DIATONEのスピーカーシステムDS-4NB70


トライオードはカクテルオーディオのマルチメディアプレーヤーX45を中心に、スペンドールのスピーカー新モデルClassic1/2などで再生

テクニクスはリファレンスクラス ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1000Rを再生


SL-1000Rは5月25日発売

KORGが展開するオーディオ製品群。パーツとして提案する真空管Nutubeを使っての試作品アンプやイコライザー


Nutubeを使ったMC昇圧トランス

KORGのポタアンのキットHA-KIT


KORGのDSDレコーディングシステムDS-DAC-10R

*ルームM
各社のミドルクラスのオーディオシステムやヴィンテージオーディオ、アクセサリー類やCD/LPソフト販売などが展開されている

TEACのシステム

LUXMANのシステム


MARANTZのシステム

YAMAHAのシステム


PIONEERのシステム

ビンテージオーディオ販売のコーナー


■第15回 九州ハイエンドオーディオフェア
・開催日時
 4月13日(金)〜15日(日)
 10:00開場〜19:00閉場
・会場
 福岡国際会議場
 〒812-0032 福岡県福岡市博多区石城町2−1

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE