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電源回路の見直しなど実施

ブライトーン、音質強化図ったラズパイ用DSD対応DAC基板「Terra-Berry 2」

編集部:小野佳希
2017年04月28日
(株)ブライトーンは、Raspberry Pi用のDSD対応DAC基板の新モデル「Terra-Berry 2」を5月下旬に発売する。価格は26,500円(税抜)。本日から予約受付を開始し、予約期間中は25,000円(税抜)の特別価格で販売する。

Terra-Berry 2

Raspberry Piコネクターに接続できるドーターボードで、2016年7月に発売した「Terra-Berry」(関連ニュース)の後継モデル。電源回路やDACチップの基準電源見直しなどで音質向上を図っている。

まず電源回路を見直し、デジタルとアナログの分離をさらに強化。また、アナログ部のオペアンプの±電源電圧も高くした。

DACチップは従来から引き続き旭化成の「AK4490」を搭載するが、基準電源を見直し、より精度の高いものを採用。これらにより「従来特徴としていた高域の伸びに加えて低域がより強化され安定度が向上した」としている。

DACとして768kHz/32bit PCM、11.2MHz DSDのフォーマットに対応する点などは従来通り。なおLinuxドライバーソフト(ALSA)の関係で、Raspberry Piから本機への出力信号は192kHz PCM/2.8MHz DSDまでの対応となるが、ALSAのアップデートがあれば対応は可能だという。加えてアップサンプリング機能にて、PCM 705.6/768kHz、DSD 11.2MHzの出力が行えるようにしている。また、I2S信号でDSDのDoP伝送もサポートしている。

旭化成のSRC(サンプリングレートコンバーター)を搭載し、I2S信号を高精度低ジッタークロックに変換。PCMとDSDの相互変換にも対応しており、「PCM→PCM」「DSD→DSD」「PCM→DSD」「DSD→PCM」という4つの出力モードを楽しめる。また、CD信号を含めて音源のアップサンプリングに対応。PCMは44.1/88.2/176.4/352.8KHz→705.6KHz、32/48/96/192/384KHz→768KHzに、DSDは2.8/5.6MHz→11.2MHzにアップサンプリングして再生できる。

強ジッター耐力、低歪差動出力仕様とし、THD+Nは-112dB、DR、S/Nは120dBである点も従来通り。そのほか、アナログ部は高音質オペアンプを±2電源で駆動し、高音質コンデンサを採用。4層基板を採用して専用GND層を使うことによる超低ノイズ設計を投入している。また、Raspberry Piへの電源供給は、DAC電源と完全に分離して行う構造。使用時には、microUSBからRaspberry Piへ電源を供給する必要はない。

なお、今週末4月29日・30日に開催される春のヘッドフォン祭り2017において、バリュートレードのブースで展示も行う。

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