「L3(8GB)」も同時に発売

LUXURY&PRECISION、フルバランスのハイレゾDAPに日本限定モデル「L3J」

2017/02/28 編集部:川田菜月
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(株)サイラスは、同社が取り扱うLUXURY&PRECISIONより、ポータブルハイレゾプレーヤー「L3J」「L3(8GB)」を3月17日に発売する。価格はオープンだが、L3Jは80,000円前後、L3(8GB)は45,000円前後での実売が想定される。

日本限定モデル「L3J」

「L3(8GB)」

L3Jは、従来モデル「L3」の回路に2組のLDO(low drop out)を加えて、よりパワフルな電源と、オペアンプのパワーアップにより上位モデル「(L5PRO)」に近いピュアな音質再生を実現したという日本限定モデル。

バックパネルにはローズウッドを採用。パーツの精度も向上させ、筐体の表面処理も高品位により美しく仕上げたとしている。

表面処理もより美しく仕上げたとのこと

背面はローズウッドを採用

L3(8GB)は、従来機L3の仕様はそのままに内部メモリ容量を16GBから8GBに変更したモデル。日本限定モデル「L3J」と従来機種および「L3(8GB)」との差異はS/N比で、L3Jは-110dB(アンバランス)となる。

その他の仕様はL3と同様。独自開発したOSを搭載し、音質劣化を極限まで抑えると説明している。DACチップにはシーラスロジック社「CS4398」を2基採用。解像度480×320のタッチパネル式3.5インチディスプレイも装備する。

主な仕様はL3と同様

最大PCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生に対応。ファイル形式は、DSD(DIFF、DSF、ISO)/WAV/FLAC/ALAC/WMA/MP3をサポートする。

内蔵メモリは32GB。外部メモリはFAT32フォーマットのみ対応となり、最大200GBまでのmicroSDXCカードが使用可能。

LRチャンネルを完全分離したフルバランス回路設計を採用。EQ、再生モード、出力切替等の操作が可能なカスタムキーや、USB-DAC機能も搭載する。

ヘッドホン出力として、3.5mm 3極と2.5mm 4極バランス出力(先端からR- R+/L+ L-)を装備。そのほか端子類にはラインアウト/コアキシャル出力(兼用)とUSB(マイクロB)を備えている。

充電時間は約6時間。48kHz/16bit FLACのアンバランス再生で最大約10時間、バランス再生で最大約8時間の連続再生が可能とのこと。

再生周波数帯域は10Hz〜40kHz、出力インピーダンスは2.2Ω。定格出力は48mW+48mW(アンバランス)/195mW+195mW(バランス)となる。

2機種とも外形寸法/質量は、60W×114H×15.2Dmm/165g。

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