『オーディオアクセサリー163号』にて詳細レポート掲載

EAR、管球式CDプレーヤー/DAC「Acute Classic」

公開日 2016/12/15 18:22 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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ヨシノトレーディングは、EARブランドの管球式CDプレーヤー/DAC「Acute Classic」を発売した。価格は下記写真のクロム仕上げが890,000円(税抜)、ブラック仕上げが798,000円(税抜)。

EARより発売された管球式CDプレーヤー/DAC「Acute Classic」。価格は写真のクロム仕上げが890,000円(税抜)、ブラック仕上げが798,000円(税抜)

本機はEARの創始者であるティム・デ・パラヴィッチーニ氏と、その子息であるネビン・デ・パラヴィチーニ氏の共演による初めての製品。

EARの創始者であるティム・デ・パラヴィッチーニ氏

本機では子息のネビン・デ・パラヴィチーニ氏がデザインパートを担当

「ハイファイ音楽のために、もっといいデジタルハブをデザインしたかった」というのが開発理由で、CDプレーヤーというよりは、CDも聴けるDAC付きプリアンプという位置づけ。テクニカルな部分は父のティム氏が担当し、ネビン氏は外観デザインをプロデュースした。

本機のリア部。出力はRCAとXLRが各1系統ずつ。デジタル入力は同軸RCA(最大192kHz/24bit)、 光 TOS(最大88kHz/24bit)、USB(最大192kHz/24bit)を各1系統ずつ装備

CDディスク・ドライブの他に、同軸RCAと光TOS、USB入力を備え、対応フォーマットは192kHz/24bitまで(光入力は88kHzまで)。このデジタル入力基板にはスペシャルメイドのトランスを搭載。DACデバイスにはWolfson製WM8741を採用している。

また、ボリュームはALPS社製の電動式ポテンショメーターを採用しており、デジタル・ボリュームを好まないティム氏のこだわりが見える。出力段は、ECC88(6J8)2本で構成し、ティム氏自身が設計する特製の出力トランスを通して信号が通っていく仕組みとなっている。

その音質に関しては、好評発売中の『オーディオアクセサリー163号』にて、井上千岳氏のレポートを掲載中。詳細は本記事をご参照いただきたいが、そのサウンドは「骨格が極めて強靭で肉質感が厚く、輪郭も中身もがっしりとして、しかも濁りのない音調。まさにティムの音」と高く評価している。こちらの記事もお楽しみいただきたい。

好評発売中の『オーディオアクセサリー163号』にて、井上千岳氏による詳細なレポートを掲載中

記事ではネビン氏も登場。その開発ポリシーに関するコメントも掲載

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