たまご形状を黄金比から割り出し

ブライトーン、NHラボのたまご型スピーカー「NH-B1/NH-W1」を取り扱い開始

2016/06/21 編集部:小澤貴信
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ブライトーンは、たまご形状を特徴とするNHラボのスピーカーシステムの取り扱いを開始。ブラックモデル「NH-B1」とホワイトモデル「NH-W1」を発売した。価格はいずれも61,800円/ペア(税抜)。

「NH-W1」

「NH-B1」

コンパクトディスクの開発に携わり、“CDの父”とも呼ばれる中島平太郎氏が開発を手がける、密閉型フルレンジ・スピーカー。以前は「D'Egg」として展開されていた。今回の発売に合わせて改良が施され、中域の感度が3dB向上。さらにボーカルの再現性向上や低域周波数の拡大も実現したという。

キャビネットがたまごの形をしており、各部の寸法は黄金比をもとに決定したとのこと。この筐体により、直方体のスピーカーよりキャビネットの振動や内部の音の共振が抑えられ、音場の歪みが少ないと説明している。

振動板とキャビネットは同じ曲面を形成。スピーカーの放射音がキャビネットのコーナーやスピーカーのくぼみなどで乱されず、より立体的な音場感が楽しめるという。

90mmフルレンジ・ユニットを搭載。振動板表面には環動高分子材料「SLIDE-RING MATERIAL」をベースとした「Sound Tuning Varnish」という音響用ダンピング材を塗布。これによりきめ細かな高音を実現するとのことだ。

感度は83dBspl/W/m、周波数帯域は50〜20kHz、入力は定格15W(最大30W)、インピーダンスは4Ω。外形寸法は140W×220H×140Dmm(スタンド含む)、重量は0.92kg(本体のみ)、1.1kg(スタンド含む)。

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