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価格は5.5万円/1本

フォステクス、“GX100”シリーズの最新2ウェイ・スピーカー「GX100Basic」

2016/06/09 編集部:川田菜月
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フォステクスは、“GX100シリーズ”のラインナップとして、低域の再現性を向上させたというスピーカーシステム「GX100Basic」を7月上旬に発売する。価格は55,000円/1台(税抜)。

GX100 Basic

GX100シリーズは、2009年登場の「GX100」以降、マグネシウム振動板を採用した「GX100 MA」、ピアノ仕上げでベースボードも付属した「GX100 Limitedなど、数々のモデルを輩出してきた。現時点で各モデルが販売終了していたが、ここにGX100シリーズの新モデルとして登場したのが「GX100Basic」となる。

本機は2ウェイ・バスレフ型のスピーカーシステム。「サイズを気にせず音楽を楽しみたい」という要望に応えるべく、音楽再生の基本要素として「低域の再現性」に改めて着目して音作りを行ったという。

HR形状のアルミニウム合金振動板を採用した100mmウーファーを従来機から継承。円周方向に回転を加えたHR形状によって分割振動を分散させ“鳴き”を抑えられるため、軽量・高剛性で伝搬速度の速い金属振動板の性質を最大限に発揮できるという。

20mm口径の純マグネシウム(純度99.9%)振動板によるリッジドーム型トゥイーターも引き続き採用。分割振動による共振を分散させることで、女性ボーカルのしっとりとした歌声やバイオリンの豊かな響きを実現すると紹介されている。

エンクロージャー素材には、同シリーズの初代モデル「GX100」から続く基本理念を踏襲し、音響専用に開発したと厚さ18mmのCE合板を使用。硬さと密度の違う楠とユーカリを交互に貼り合わせ、剛性と損失バランスを考慮しているという。裏板には15mm厚のMDFを用い、振動の収束の最適化を図った。

再生周波数帯域は55Hz〜45kHz(-10dB)、出力音圧レベルは82dB/W(1m)、インピーダンスは6Ωとなる。

外形寸法は160W×262H×231.5Dmm、質量は5.7kg(どちらもグリル含む)。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドFOSTEX
  • 型番GX100 Basic
  • 発売日2016年7月上旬
  • 価格55,000円/1台(税抜)
【SPEC】●型式:2ウェイバスレフ型 ●使用ユニット:20mm純マグネシウムリッジドーム形状振動板トゥイーター(高域用)、10cmアルミニウム合金HR形状振動板ウーファー(中・低域用) ●再生周波数帯域:55Hz〜45kHz(-10dB) ●出力音圧レベル:82dB/W(1m)(2.83V入力時83.5dB/1m) ●インピーダンス:6Ω(最小値:4.27Ω@210Hz) ●最大許容入力:100W ●外形寸法:160W×262H×231.5Dmm(グリル含む) ●質量:5.7kg(グリル含む)