北海道で初のイベント

『2015 北海道オーディオショウ』レポート。話題の新製品が北海道に初登場。

2015/12/15 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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11月14(土)・15日(日)の2日間にわたり、北海道札幌市で『2015 北海道オーディオショウ』が開催された。主催は札幌市に店舗を構えるオーディオ専門店 CAVIN大阪屋。同店は、昨年までは毎年夏に26回開催された『高級オーディオ試聴会』、そして『オーディオ試聴即売会inさっぽろテレビ塔』と題した展示即売会をこの時期に開催してきたが、今年は会場・規模・構成・開催時期等を大きく変更して上述の『2015 北海道オーディオショウ』として実施した。(来年は6月に、『オーディオ試聴即売会inさっぽろテレビ塔』、11月に『 2016 北海道オーディオショウ』を開催の予定)


会場は札幌芸術文化の館(旧北海道厚生年金会館)

会場はさっぽろ芸術文化の館。3階と4階の2フロア計7部屋を使い、国内メーカー、輸入代理店が試聴用のシステムを設置し、デモンストレーションを行っていた。なお、開場と同時に多くのオーディオファンが来場し、試聴スペースはほぼ満席が続いていた。

3階は4部屋を使用。玉葉の間では、アクシス、ステラ、エレクトリ、太陽インターナショナル、アブサートロン、フェーズメーションが試聴ブースを設置。海外ハイエンド機やアナログ関連の最新モデルが、来場者の関心を集めていたようだ。

話題のアナログプレーヤーTechDAS AirForceIIIでデモ

アクシスはWilson AudioのSabrinaをAyre KX-R TwentyとAyre VX-R Twentyのセットでドライブ。アナログプレーヤーにBergmann Magneを用いていた

黎明の間に展示していたのはマランツ、デノン、アキュフェーズ、TAD、ヤマハ、ハーマンインターナショナル。注目のB&W 800D3シリーズが北海道初登場とあって、試聴時は会場に入りきれないほどのファンが集まった。

Mark Levinsonの新モノラルパワーアンプNo536の組み合わせは圧巻

多くの立ち見が出たB&W 800D3シリーズの試聴会

清流の間はトライオード、エソテリック、DSオーディオ、オルトフォンジャパン、ラックスマン、ノア、アーク・ジョイアが出展。弩級セパレートアンプや管球アンプ、アナログなど、幅広い製品のデモンストレーションが行われた。

セパレートアンプC-02X/S-02とC-03Xs/S-03を使用したエソテリックのデモも人気

DSオーディオの光カートリッジは北海道のオーディオファンも注目

鈴蘭の間ではリンジャパン、フューレンコーディネート、富士通テンがブースを構え、ハイレゾ音源の試聴などが行われた。

Octaveの新フラッグシップとなるモノラルパワーアンプJubilee MONO SEでデモを行った

4階では小ぶりの3部屋を使用。琴の間はクリプトン、タイムロードが使用。鶴の間ではナスペック、KEF JAPAN、扇の間はアイシン高丘とスペックが出展していた。

KEFの最新モデルBlade Twoも北海道初登場

ナスペックではIsoTekの電源システムEVO 3 SIGMASの効果を披露


アナログ、ハイレゾ、マルチチャンネルと盛りだくさんの内容だったスペックブース

タイムロードはCHORDの最新DAコンバーターDAVEを用い、ハイレゾ再生のデモ。スピーカーはKX-1000P
昨年との大きな違いは、オーディオショウとしての色彩を強めたことだ。「まず足を運んで体験していただきたいので、即売会的な色を極力抑えました。ポスターの店名も小さくし、<オーディオショウ>として認識していただけるようにしました。その効果か、店舗のほうに入らしたことのない方にもずいぶん来ていただけたようです」と大阪屋の森田洋之専務は語ってくれた。

3階通路では高音質レコードの販売が行われた

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