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高域の再生帯域が拡大
オンキヨー、先進素材「セルロースナノファイバー」採用のスピーカー振動板を開発
編集部:風間雄介
2015年11月05日
オンキヨー(株)は、鉄の5分の1の質量で鉄の5倍の強度を持つ先端素材「セルロースナノファイバー」(CNF)を使用したスピーカーの振動板に世界で初めて成功したと発表した。
同社は、スピーカーの振動板開発から民生用のスピーカー完成品まで、一貫して自社開発している世界でも数少ないオーディオメーカーのひとつ。
オンキヨーでは、このCNF振動板を採用したスピーカーを、2016年より市場投入する予定。車載向けスピーカーが中心になる見込みで、自社ブランド製品だけでなくOEM製品にも使っていく。
セルロースナノファイバー(CNF)は、振動板の主原料である木材パルプを構成する繊維を、ナノレベルまで細かくすることで開発したバイオマス素材。これをパルプに混抄することで強さとしなやかさ、軽さを両立させ、音質向上に寄与するという。
CNF採用により、スピーカー振動板の物性値で重要なヤング率は従来のものに比べ2倍に向上。高域の再生帯域が拡大したという。これにより、新振動板はハイレゾ音源の再生にも適していると同社では説明している。
同社は、スピーカーの振動板開発から民生用のスピーカー完成品まで、一貫して自社開発している世界でも数少ないオーディオメーカーのひとつ。
オンキヨーでは、このCNF振動板を採用したスピーカーを、2016年より市場投入する予定。車載向けスピーカーが中心になる見込みで、自社ブランド製品だけでなくOEM製品にも使っていく。
セルロースナノファイバー(CNF)は、振動板の主原料である木材パルプを構成する繊維を、ナノレベルまで細かくすることで開発したバイオマス素材。これをパルプに混抄することで強さとしなやかさ、軽さを両立させ、音質向上に寄与するという。
CNF採用により、スピーカー振動板の物性値で重要なヤング率は従来のものに比べ2倍に向上。高域の再生帯域が拡大したという。これにより、新振動板はハイレゾ音源の再生にも適していると同社では説明している。
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