専用電源ケーブルとのセットも

チクマ、CD/レコードプレーヤー専用電源ボックス「Benefit-4」

公開日 2015/09/08 15:53 編集部:伊藤 麻衣
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チクマは、CDプレーヤー/レコードプレーヤー専用の電源ボックス「Benefit-4」を開発。発売に先駆けてモニター販売を開始した。価格はボックス単体で77,220円(税込)、ケーブルセットで112,320円(税込)となっている。

Benefit-4

本機は、「Possible-4G」(関連ニュース)のコンセント技術を採用しつつ、CDプレーヤー/レコードプレーヤー専用に開発された電源ボックス。

シャーシは“Pulsantシリーズ”をベースに、ボトムベースA5052材の厚さを12mmに変更。さらに、インレット取り付け板はA5052材の厚さを15mmにすることで十分な強度を確保し、徹底した振動対策を施しているという。

また、底板の内側は表面の粗さを微細で均一なものにすることにより素材固有の響きを低減。これには、ダイアモンド刃物による高速表面仕上げが採用されている。

脚部には振動アースを考慮して三次元接触のねじ込み式を採用。これにより、様々な設置状況や音質の微調整に対応している。また、インシュレーター「YUGEN-VC」(関連ニュース)の構造を導入し、モーターなどの振動に対する減衰性能を大きく向上することに成功したという。

定格電圧は125V ac、最大定格電力は1,500W、出力口数は4口。

セットの電源ケーブルには、CDプレーヤー/レコードプレーヤー用電源ケーブル「Pillar Ac CDP」(関連ニュース)の技術が導入されている。本機との相性を追求して開発された専用ケーブルで、合わせて使用すれば相乗効果により、より豊かな音楽再生が可能になるという。ケーブル長は2m。

Benefit-4専用ケーブル

Benefit-4と専用ケーブルを併用したところ

外形寸法は60W×526.5H×2,282Dmm、質量は1.2kg。

なお、本機はCDプレーヤー/アナログレコードプレーヤー専用に開発されているため、アンプ類に使用すると特性を発揮しきれないという。そのため、アンプ類には従来機「Possible-4G」などの使用を推奨している。

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