RCA1製品も追加

WBTの純銀/純銅素材プラグ「nextgen」シリーズに絶縁ポールターミナル4機種など

2015/07/31 編集部:小野佳希
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エソテリックは、同社が取り扱うWBTブランドの「nextgen(ネクスジェン)」シリーズの絶縁ポールターミナル4製品とRCA コアキシャルプラグ1製品を8月20日より発売する。

■絶縁ポールターミナル
・WBT-0703Ag (ボディ径φ19mm ラージタイプ/ 純銀コア)30,000円 (税抜) / 4個(赤x2/白x2)
・WBT-0703Cu (ボディ径φ19mm ラージタイプ / 純銅コア)18,000円 (税抜) / 4個(赤x2/白x2)
・WBT-0708Ag (ボディ径φ15.6mm スリムタイプ/ 純銀コア) 28,000円 (税抜) / 4個(赤x2/白x2)
・WBT-0708Cu (ボディ径φ15.6mm スリムタイプ/ 純銅コア) 16,000円 (税抜) / 4個(赤x2/白x2)

WBT-0703Ag

WBT-0703Cu


WBT-0708Ag

WBT-0708Cu

“nextgen”は、コネクター部の「確実なコンタクト性」と、「ピュアマテリアルの使用」という2つのコンセプトを融合を図ったコネクターシリーズ。高い導電率を誇る純銅や純銀といったピュアメタル素材は、音質面では理想的であるものの、単一素材の場合、柔らかく成型が困難なため、コネクター部に使用されることは少なく、真鍮など合金を使って接触部の硬度をキープするのが一般的だった。そこで本シリーズでは樹脂素材との精巧なハイブリッド構造により、ピュアメタル素材の高音質と高いコンタクト性の両立を実現したという。

コア部分の導体素材は銀バージョンと銅バージョンの2種類を用意。先端から末端(バナナプラグ挿入部 - Yラグ挿入部- 端子端末)までを1枚のピュアマテリアル板材で成形。これにより伝送阻害の原因となる導体抵抗や接触抵抗を最小限としている。そして、この導体素材をナイロン素材のハウジングに収めることで必要な強度を確保している。

締め付けナット部は緩みやコンタクト面同士で発生する不要共振を排除するエラストマー樹脂製ダンパーを採用。手締めによる締め付けトルクのみで確実、かつ精密感の高いコンタクトを実現するとしている。

ボディ素材は、ナイロン樹脂やポリカーボネートなど、各部に適した素材をチョイスし、優れた制振性と強度を獲得したと説明。また、ケーブル端末挿入部の周辺はオープン構造とすることで、従来の絶縁カバー付きターミナルの使いにくさを解消したという。

■RCA コアキシャルプラグ
・WBT-0114Cu (純銅コア) 16,000円 (税抜) / 4個(赤x2/白x2)

WBT-0114Cu

400MHzまでフラットな広帯域伝送を可能とし、これにより信号減衰を抑えたアナログ/デジタル伝送を実現。スリーブ素材は定評のあるトップラインシリーズを踏襲し、銅の含有率が68%のブラス(黄銅)製とすることで、外来ノイズに対する高いシールディング性能を確保。このためフォノケーブルなどアナログオーディオ用途にも適しているとしている。

コネクター本体は上位モデル「WBT-0110」と同様に樹脂ハイブリッド構造を採用。これにより、渦電流を低減し、広帯域再生に貢献するとしている。そのほか、スリーブを締付けることによりコンタクト性を高めるコレットチャック方式を採用している。

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