従来モデルをベースに導体などを変更

ナノテック、HiFC導体採用の4芯スピーカーケーブルとラインケーブル

2015/05/28 編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ナノテック・システムズは、HiFC導体を採用した4芯スピーカーケーブル「SP#79 Mk-4 EX」とラインケーブル「music strada ♯208」を6月1日より発売する。

・「SP#79 Mk-4 EX」 4芯切り売りスピーカーケーブル ¥5,800/1m(税抜)

SP#79 Mk-4 EX

SP#79 Mk-4 EXは、従来モデル「SP♯79MK-4」の後継モデルで、導体には日立金属が開発した導体「HiFC」を新たに採用。導体構成は、1芯あたり0.5φのHiFC導体7本に、同じく0.18φのHiFC導体26本を撚り合わせた構造をとっている。導体被覆には、PEとPVCを組み合わせたものを使用。コロイド液は、金:90%+銀:10%のものと、金:92.5%+銀:7.5%の2種類を使い分けたという。防振絶縁介在には綿糸+和紙、外シースには9.8mmφの紫色PVCを使用している。

・「music strada ♯208」 切り売りラインケーブル ¥1,800/1m(税抜)

music strada ♯208

music strada ♯208は、music strada ♯207の後継機種であり基本構造は継承するが、こちらも導体には新たにHiFCを採用。従来モデル同様にPE+導電性PVCによるハイブリッド素材の導体被覆を採用し、ケーブルが振動した場合のノイズの減少や、コロイド液によるスムーズな電流の流れはそのまま引き継いでいるとのこと。ラインケーブルに加え、デジタルケーブルとしても用いるとなっている。防振材には綿糸を使用。シールドには銅箔+ドレイン線(0.12mmφ×7本)、外シースには6.0mmφ PVCを使用している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE